【2022年】タスク管理アプリの無料おすすめ20選! ビジネスもOK

仕事を効率化し、質を向上させるには、タスク管理が重要です。ビジネスシーンでは、タスク管理を適切に行うことによって、多くのメリットが得られます。さまざまなツールやアプリを使用してタスク管理を行い、業務を効率化するのに役立てましょう。

タスク管理とは何か？

ひとつの仕事を完成させるには、さまざまな作業や処理が必要です。タスク管理とは、このような細分化された作業や処理などのタスクを管理することを指します。

あらゆるビジネスにおいて、タスク管理は必須です。タスク管理によって仕事の全体像を把握し、可視化することでビジネスを円滑に進めることができます。

ゴールから逆算して、どの業務のためにどのタスクが必要かを設定すれば、詳細なシミュレーションや失敗したときの想定も可能です。

タスクを可視化できれば必要な業務を確認し、行動に移しやすくなります。タスクを期限や重要度別に進められるため、タスクの見落としや漏れもなくなるはずです。

チームで取り組む場合も、タスク管理をしっかり行えば担当者ごとの進捗状況が可視化され、負担が偏ることを防げます。このように、タスク管理による仕事の効率化は現代のビジネスシーンでは重要なファクターです。

ビジネスにもおすすめ！無料で使えるタスク管理アプリ20選

情報機器やIT技術の発達や発展に伴い、タスク管理のためのさまざまなツールやアプリが普及しました。近年は働き方も多様化しており、タスク管理の重要性はさらに増しています。
タスク管理に特化したさまざまなアプリの中には、無料で利用できるものも多くあります。

タイムスケジュール が組み立てやすい「StaySorted Limited Sorted³」

StaySorted Limited Sorted³は、スケジュール管理ができるアプリです。

ToDoリストやメモを個々のタスクに追加したり、タグやリストによるタスクの仕分けもできます。

タスクの所要時間を設定すれば、手入力をしなくともオートでスケジュールを組み立ててくれる機能があり、カレンダーと同期が可能です。

使い方はシンプルですが、詳細な使い方を公式ホームページなどで調べるときは対応言語が英語であることを押さえましょう。

カレンダーでタスクを一覧化「Appest Limited TickTick」

Appest Limited が提供するTickTickは、多くの機能が網羅されたアプリです。

優先度やタグによる仕分けでタスクをリスト化し、カレンダーで一覧できます。複数のリマインダー設定や、タスクの音声入力も可能です。また、作成したタスクは他者と共有できます。

複数のデバイスでの使用に対応しており、同期もできます。

さらにTickTickにはポモドーロ機能が備わっています。ポモドーロテクニックは、集中力を高めて仕事の生産性を上げる効果が注目されている時間管理術です。25分の仕事と5分間の休憩というサイクルを4回繰り返すごとに、15分から30分の休憩をはさむという流れで実践します。

搭載されたタイマーを使い、ポモドーロテクニックを実践しましょう。タスク完了までの時間や作業効率を後から確認することも可能です。

無料で使用できますが、有料プランと比べて使用できる機能が少ないことに注意しましょう。

紙のアナログ感がシンプルで使いやすい「SIMPLERION Do!」

SIMPLERIONが配信するDo!は、紙のアナログ感を好む人にオススメのアプリです。タスク入力も簡単にでき、デザインもシンプルです。

カラフルなラベルを使って分類したり、タブによる仕分けでタスクを整理しましょう。優先順位が高いタスクは上部にピン止めできます。完了したタスクに取り消し線を引く、紙を丸める音や鉛筆で書く音といった効果が設定されており、アナログ感を味わえます。

パスワードによるロック機能でプライバシーも守れます。全ての機能を無料で使用でき、課金すれば広告を非表示にできます。

ただし共有機能がないため、チームでの利用には適さないことを押さえましょう。

1つの画面で複数のリストが一覧化「Futoshi Niiho シンプルToDoリスト・タスク」

シンプルToDoリスト・タスクは、シンプルなデザインで使いやすいアプリです。

タスクを入力するだけで簡単にToDOリストを作成でき、一覧で管理できます。タスクを並べ替えたい時には長押ししてからドラッグしましょう。

複雑な機能や設定を使う必要がない人は、シンプルToDoリスト・タスクを使うことをオススメします。ダークモードにも対応しており、目にも負担がかかりにくい仕様です。バックアップ機能があるため、端末を変更してもデータを同期し、引き継げます。

通知機能はないため、買い物リストや思いつきなどのメモに使いや便利です。タスクの期限などは自分で覚えておきましょう。

優秀なポモドーロ機能付き「Shenzhen Tomato Software Technology Focus To-Do」

Shenzhen Tomato Software Technologyが提供するFocus To-Doは、ポモドーロ機能とToDoリストが統合されたアプリです。

プロジェクトごとにタスクを作成し、サブタスクも設定できます。タスクに加えてリマインダーの設定や、ToDoリストやスケジュールの管理も可能です。

搭載されているポモドーロ機能を使い、休憩時間を調整したり終了前に通知を出したりして、集中できるようにカスタマイズしましょう。レポート機能では、集中できた時間の合計やガントチャートが表示されます。

さらに、タスクやプロジェクトごと、日・月別の作業時間を可視化できます。そのため、後で見直して考察・分析を行い、改善につなげられるのです。

複数のデバイスに対応しており同期も可能ですが、チーム間の共有機能はないため個人で利用しましょう。

何度もリマインド機能が働く「flickfrog しつこいTODO」

しつこいTODOは、flickfrog が配信するアプリです。機能がとてもシンプルで操作しやすい設計になっており、タスクの追加や削除が簡単にできます。

通知の時間は自由に設定できますが、アプリ名の通り、タスクを完了するまで繰り返し通知されます。通知を届けるのが「お母さん」「執事」「チャラ男」などのインパクトが強いキャラクターであり、メッセージもユニークです。

タスク漏れは解消されますが、共有機能もなく複雑な処理には適していません。

デザインも使い勝手も良い「Leonard Mehlig Structured」

Structuredは、その日のスケジュールを組むのに適したアプリです。一日のタイムラインを作成してスケジュールを消化し、完了したタスクは消せます。

タスクにはサブタスクやメモを追加でき、使い方もシンプルです。カレンダーやリマインダーアプリとの同期、繰り返しタスクの作成は可能ですが、有料です。

リスト機能はないことも押さえましょう。

マイペースにタスク管理ができる「明日から本気出すタスク管理」

明日から本気出すタスク管理は、シンプルなデザインで使い方も簡単。アプリを起動してタスクを入力するだけです。

タスクは「今日こそやる」「明日から本気出す」「いつかやる」に分類して管理します。優先度ごとに色分けも可能です。未完成のタスクには先延ばしをした期間が表示されます。

厳密なタスク管理をするというプレッシャーはなく、軽い気持ちでタスクを管理できるはずです。複数のデバイスでの利用ができず、複雑な機能もないため、ビジネスでの利用には適していません。

Gmailからもタスク管理ができて使いやすい「Google ToDo」

Google ToDoは、Googleアカウントを持っていれば無料で使えるアプリです。タスクを入力して、優先順位や期日ごとに並び替えやカスタマイズが可能です。サブタスクや通知設定もできます。

GmailやGoogleカレンダーと同期すれば、カレンダーにタスクを表示したり、受信メールをタスクにしたりして、タスク管理を効率的に行えます。

他者とタスクを共有するにはアカウントを切り替える必要があります。また、タスクの終了日は指定できるものの時間が指定できない、リマインダーがないなど、チームでタスク管理を行うにはやや不向きです。

つぶやくとタスク管理ができる「kiwamu Imamura Teedo」

kiwamu Imamuraが提供するTeedoは、SNSのようにつぶやいてタスク管理ができるアプリです。タスクにはメモを追加でき、達成率も表示されます。ワンタップでタスクを完了できるなど操作も簡単で、リマインダー機能も搭載されています。

SNS風のかわいらしいデザインでプロフィールも設定できるなど、デザイン性に優れています。iOS専用アプリであり、複数デバイスでの使用や同期はできません。

Outlookタスクと統合が可能「Microsoft To Do」

Microsoft To Doは、Microsoftアカウントがあれば誰でも全機能を利用できるアプリです。デザイン、操作はとてもシンプル。タスクを追加し、リストや「今日の予定」で管理するだけです。

リマインダーの繰り返しや、種類別にタスクを設定することもできます。「割り当て」機能を使って他のMicrosoftユーザーとToDOリストを共有したり、Outlookと同期してメールからタスクを登録することも可能です。

Microsoft To Doでは、過去のタスク履歴を分析してタスクを提案してくれる機能が便利です。共有機能はあるものの、ガントチャート表示等の進捗状況を確認する機能はありません。

ひと目でタスクを理解できる「SevenToEighty リボン」

SevenToEighty が配信するリボンは、表示されたカレンダーからリストを管理できるアプリです。タスクに加えて記念日やメモをまとめて管理できます。カレンダーにはタスクがすべて表示されて見やすく、画面もカラフルでかわいらしいデザインです。

家計簿として使用すれば、収入・支出を管理できます。予算や分割払いの登録、家計簿統計もできるなど機能も充実しています。

ただし、Googleカレンダーなどの他のサービスとの連携はできません。複数デバイスでの同期もできないことも押さえて利用しましょう。

集中しながらタスクを達成したい人向け「Focus To-Do」

Focus To-Doは、ToDoリストとポモドーロタイマーを統合したアプリです。プロジェクトごとにタスクを作成でき、ToDoリストやカレンダー、リマインダーを一括で管理できます。

ポモドーロ機能に加えてレポート機能も備わっており、作業量やタスクにかかった時間もわかります。

パソコンやスマートフォンなどの複数のデバイスに対応してどこからでも閲覧可能で、有料プランではデバイス間の同期が可能です。ただしタイマー設定は同期しないため、デバイスごとに設定する必要があります。

シンプルさを追求する人におすすめ「Ryoichi Fukugawa ToDoリスト」

「Ryoichi Fukugawa　タブ分けToDoリスト」は、ToDoリストや買い物リストなどを作成できるアプリです。

メモとしても使用でき、リストごとにタブを作成して管理できます。使い方やデザインはシンプルさを追求、タスクの並び替えやタブ間での移動も容易です。

AndroidまたはiPhone同士ならば、機種変更してもデータの引き継ぎが可能です。

複数のデバイスに対応しておらず、他のサービスとの連携もできません。

外出先でもタスクを忘れない「Any.do」

Any.doはToDoリスト、リマインダー、カレンダーやチャットを備えたシンプルなアプリです。

使いやすく、タスクの整理や優先順位づけなども簡単に行えます。無料で使用可能ですが、有料プランではさらに機能が充実しています。

有料プランで追加される機能のひとつに、位置情報に連動したリマインダーがあります。目的地に到着後に通知が届くため、外出先でタスクを忘れるのを防止できます。

多くのデバイス間の同期が可能で、SiriやAlexaでの利用もできるのが特徴です。また、作成したタスクを他者と共有することもできます。

ただし、Any.doはアメリカの企業が提供するアプリのため、サポート言語は英語になります。

シンプルなデザインと直感操作が魅力「PR TIMES Jooto」

PR TIMESが提供する Jootoは、クラウド対応のプロジェクト管理アプリです。

ドラッグ＆ドロップを基本としたシンプルで直感的なＵＩを採用しています。タスクの細分化や仕分けも可能で、タスク管理やプロジェクト管理のための機能が充実しています。

GoogleカレンダーやChatworkなどのアプリとも連携できます。ガントチャート表示を利用して、プロジェクトの進行度やスケジュール管理も可能です。

コミュニケーション機能が搭載されており、ビジネスシーンで活用できます。タスクの可視化、共有を通してチームの業務管理をしましょう。

無料版でもすべての基本機能を使用できますが、有料プランではユーザー数やデータ上限などが異なります。

グラフで目標達成状況を可視化「Yosuke Onishi dashlog」

Yosuke Onishiが提供するdashlogは、目標達成をサポートしてくれるアプリです。

操作も簡単で、複数の目標の一括管理が可能です。設定した目標の実績進捗率や予定進捗率が可視化されるため、モチベーションの向上にもつながります。目標を途中で見直すこともできます。

数値だけでなく、棒グラフや円グラフで表示されるため、わかりやすく見やすい仕様です。

ビジネスだけでなく、勉強や筋トレ、ダイエットなどにも役立ちます。

全部のタスクをGoogleと同期できる「gTasks for Google Tasks」

gTasks for Google Tasksは、Googleタスクと同期できる多機能アプリです。

タスクをサブタスクに分割したり、色別に分類できます。位置情報を使ったリマインダー機能を利用すれば、特定の場所に着いたときに通知を受けることも可能です。

Googleに限らず、すべてのタスクをGmailやデバイス間で同期可能です。

また、ネットに繋げない環境で作業していた場合も、オンラインの状態になるとすぐにタスクの同期が行われます。

軽快な操作でタスクを管理「Notebook – Notes,To-do,Journal」

Zohoが提供するNotebookは、メモをとるのに適したアプリです。

テキストだけでなく、音声、ファイル、画像などあらゆる形式で入力し、記録できます。カスタマイズや整理もしやすく、うっかりアプリを閉じてもデータは自動保存されるので安心です。

無料で全機能を使用でき、広告も表示されないためストレスなく使えます。複数のデバイスに対応しており、どこからでもメモを取れます。また、Googleカレンダーなどと連携して使用可能です。

チームで共有も可能でビジネスでも有効に使えますが、共有にあたり他のツールを使う必要があります。

とても見やすく、使いやすい「Google Keep – メモとリスト」

Googleが提供するGoogle Keepは、メモやリストの作成に適しています。

テキスト以外にも画像や音声を記録でき、複数のデバイスで同期も可能です。ラベルや背景色を指定でき、シンプルかつ見やすい仕様になっています。

リマインダー機能を使えば日時と場所が通知され、GmailやＧoogleカレンダーとの連携も可能です。

チームで共有するには他のツールと併用が必要で、オフラインでの使用はできないことを押さえましょう。

タスク管理を行うメリット

タスク管理を行うことで、さまざまなメリットを得られます。仕事を効率的に進められるようになり、パフォーマンスの向上にもつながります。

紙やメモに書くより記録しやすい

かつては手帳などに付箋を貼ったり、メモを取ったりして記録していましたが、アプリを使えばより簡便に記録できます。

紙やメモと違ってアプリならば、落としたり紛失したりする心配もありません。また、記録した内容を共有したり、見られたくないデータにはパスワードを設定したりできるので、利便性や安全性も増します。画像や動画も記録できるため、紙媒体よりも詳細かつ明確に記録できます。

さらに検索機能を使えば、膨大なデータの中から必要な情報を瞬時に得られるのです。こまめに記録することでミスにも気づきやすくなり、改善点をみつけやすくなるはずです。

進捗状況をアプリだけで管理できる

進捗状況をアプリだけで管理できることは、大きなメリットです。リモートワークの増加や業務形態が変化する中、出社したり対面したりせずに進捗状況の管理ができることで、負担が軽減できます。

スケジュール管理も簡単にできるため、仕事の期限を間違わずに納期に間に合わせられます。複数のデバイスから利用可能なアプリであれば、どこからでも進捗状況を確認できます。

複数の仕事を同時進行で任された場合も、アプリを使えば効率的に進められます。

チームで仕事をする場合も、対面でコミュニケーションをとったり、一人ずつ確認したりする必要はありません。

業務の担当者や状況についても、アプリを通して簡便に情報共有できるので、伝達ミスや行き違いも生じません。全員が同じ目標に向かって取り組めるのです。

タスクを見る頻度が増えて意識しやすい

タスク管理アプリを使えば、タスクを見る頻度も増加します。

優先順位や期限が可視化されるためタスクを強く意識するようになり、タスク忘れや漏れを防止できます。さらに、目標実現に向けてモチベーションも高まるはずです。

時間や場所に関係なくタスクを確認できるため、すべきことを忘れにくくなります。

このように、タスク管理には重要な役割や効果があります。目標実現可能なアプリを使いましょう。

まとめ

タスク管理アプリはビジネスパーソンの多忙な日々をサポートしてくれる便利なツールです。

チームでの共有に特化したものや多機能を売りにしたもの、逆にシンプルさを追求したものなどさまざまなアプリがありますが、用途や目的に適したアプリを選ぶことが重要です。

無料で使える範囲でも十分に活用できるものが多数ありますので、ぜひ活用しましょう。