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牛乳の代替飲料として注目される「植物性ミルク」
日本でミルクといえば、まず牛乳を思い浮かべますよね。近年そんな定説を覆し、若い女性を中心に注目を集めているのが「アーモンドミルク」や「ライスミルク」といった「植物性ミルク」です。
あまり馴染みがないという方も多いかもしれませんが、欧米諸国では1990年代から人気を集めており、スーパーの棚には様々なナッツや穀物のミルクが当たり前に並んでいます。

ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)によると、米国代替乳飲料の市場規模は2013年の時点で約960億円。その中でもアーモンドミルクのシェアは全体の47%と、日本で最もメジャーな植物性ミルクである豆乳のシェアをも上回っています。
日本人ファンも増えている植物性ミルク
NZで僕は有機アーモンドミルクにはまってる!RT @tabilabo_news: 海外セレブにも大人気!今年、日本でも流行る「6種類の植物性ミルク」を先取り http://t.co/vYrYo4meSJ #ミルク #植物性 #流行 pic.twitter.com/cvGWK0cxAY
— 四角大輔|Daisuke YOSUMI (@4dsk) 2015, 4月 8
今日の朝ゴハン。 梨、小松菜、生姜、アーモンドミルクのスムージーと蒸し鶏とアボカドのサラダ。きゅうりもいっぱい 野菜不足解消☺︎ #りちゃこ食堂 #breakfast #お腹が空いて目覚めた朝 pic.twitter.com/94juYhsD9S
— りちゃこ(バニラビーンズ) (@cha_maru) 2015, 9月 30
SNSを見てみると、健康志向の高い日本人ユーザーの間でブームになっていることがわかります。植物性ミルクはそのまま飲んでもいいですし、 野菜や果物と合わせてスムージーにしたり、シリアルにかけたりと、アレンジすることで様々な味わいを楽しむこともできます。
日本で人気急上昇中の植物性ミルク4選
次に、日本人ユーザーの間で人気の高い植物性ミルク5つの特徴をそれぞれご紹介していきます。
1. アーモンドミルク

コレステロールを含まず、低カロリーで非常にヘルシーなのがアーモンドミルクの特徴です。
原料のアーモンドには「若返りビタミン」と言われているビタミンEがゴマの約310倍。食物繊維はレタスの約9倍。悪玉コレステロールを抑制するオレイン酸も豊富含まれているので、アンチエイジング効果が期待されています。
2. ライスミルク

ほのかな甘みと、さらりとした口当たりが特徴のライスミルク。カロリーは牛乳とほぼ変わりませんが、脂質の含有量を比較すると、牛乳が約7.6gであるのに対し、ライスミルクは2gと少なくなっています。
また、原料になる玄米には食欲抑制作用があり、糖質の分解を促進するビタミンB1や、脂肪の代謝を促すビタミンB2が豊富に含まれているので、生活習慣病のひとつであるメタボリックシンドローム対策としても有効でしょう。
3. ヘンプミルク

ヘンプミルクは、麻の種(ヘンプシード)を細かく砕いて、水と混ぜて作られた植物性ミルクで、コクのある味わいが特徴です。
原料のヘンプは「ミラクルシード」とも呼ばれ、オメガ3、オメガ6、不飽和脂肪酸に加え、9種類の必須アミノ酸、カルシウム、鉄分、ビタミンなどを豊富に含んでいるので、摂取することで健康・美容ともに効果が期待できます。
4. ココナッツミルク

太りにくい体質づくりに定評があるココナッツミルク。ココナッツには中鎖脂肪酸が豊富に含まれており、この中鎖脂肪酸は、認知症の予防と改善の効果が期待されている「ケトン体」を多く作りだしてくれます。
味は他の植物性ミルクと比べ、濃厚な味わいとなっているので、スイーツを作るときなどにもおすすめです。
