リアクションに困る場合の大人の対応はこれだ!

できる大人は事故を未然に防ぐ

会話の中で、どう反応していいのか分からない発言を投げかけられることがあります。答えられないパスを受けきれなかった時に流れる、なんともいえない空気。

頼むからそんなパスをしないでくれ!と思いますが、そういった事故は度々起こります。しかし、そんな無理なパスを不時着させ、事故を未然に防げる人こそが「できる大人」です。

反応に困る会話に突入してしまった時に、できる大人を演出できるリアクションをご紹介いたします。

私には関係ありません…という時のリアクション

「私の友達に似てる」

似ているといわれましても、その人の事を知りません…。なんて答えていいのか困ってしまいます。そんな時にはこう切り返してみましょう。

「従兄弟が多いから、もしかしたら親戚かも!」

適当極まりないですが、どうせ向こうも適当に言っているのです。適当には適当に返す。これが「できる大人」です。

「今朝見た夢がさ…」

その話のオチは知っています。どうせ「そこで目が覚めた」って言うんでしょう?リアクションというよりは最後まで聞くのが苦痛ですが、頑張って最後まで聞いたら

「え?!僕もその夢見たかも!」

と言ってみましょう。退屈で眠ってしまいそうな会話が、一気にSFじみてきて刺激的になります。

「何歳に見える?」

あなたが何歳でも私に影響はないのです…。思っていることをそのまま言えば傷つける事になりそうな人ほど、こんな言い方をします。

「多分、僕が思ってる年齢より最低5歳は上だと思うんですよね」

漠然と、若く見えてますよ、と伝えておきましょう。実際に何歳に見えるかなんて、その人が知る必要はないのです。

「彼女ほしい…」

力になれずごめんなさい。あなたに誰か紹介するのは難しいです…。すぐに出来ますよ!と言えるような根拠も見つけられないです。

「え?付き合っている人がいるんだと思ってました!」

会話のはざまにボソっとそんな言い方をする人に彼女がいるとは思えないのですが、できる大人は淋しい人に優しくするべきです。

見栄に付き合わされるのか…という時のリアクション

「友達がすごい」

だったらその人を紹介してくれ、と言ってみると、なぜか紹介してくれません。それって本当に友達なんですか?ただの知り合いじゃないですよね?

「だから○○さんも、情報のアンテナが高いんですね!」

その人はなんとかして褒められたくて、”すごい知り合い”までをも持ち出してしまったのです。できる大人の度量の大きさで受け止めてあげましょう。

「子供の頃はこんなに可愛かったんだ〜」

写メを見せながら「昔の自分なら自惚れても問題ない」との判断での発言です。今もかわいいよ!と返してもらいたくて必死です。

「すっごい育ち良さそう!おぼっちゃん(お嬢様)ですか?」

できる大人でも、意地でも相手の思惑通りに答えを返したくない時だってあります。親を褒めておきましょう。

真実は言えない…という時のリアクション

「ハゲてきた…」

ハゲてきたですって?既に完成されていますよ。と返したくなるのを抑えて、優しくリアクションしてあげましょう。

「頭皮のターンオーバーで、ただ代謝がいいだけだと思いますよ」

あなたは代謝が良いのです!とポジティブに励ましてあげましょう。できる大人にできることはそれだけです。

「私、どうせブスだし」

やっぱり!そう思ってたところです!と意気投合してはいけません。彼女は否定を待っています。

「ごめんなさい、気がつきませんでした。きっと他の人も気づいてないと思います。」

できる大人はあなたはブスじゃないなんて嘘はつけません。そうなると手も足も出ないので、素直に謝罪しましょう。

主観によるだろう…という時のリアクション

「うちの犬がかわいい!」

見せてくれたその写メの犬、本当に室内で飼っているんですか?野犬にしか見えません。という犬をその人はかわいいと言います。写メを撮っている暇があったら犬を洗った方が良いのでは…

「飼い主さんに似るって本当なんですね!表情がそっくり!」

犬が飼い主に似るのではなく、飼い主が無意識のうちに自分に似ている犬を選んでしまうそうです。出会ったその運命を讃えてあげましょう。

「僕、変わってるんです」

なんの変哲もないように見えますけど…。そういう人は大抵、なにをとっても平均から外れることのない量産型です。

「○○さん、カスタムしてある感じですもんね」

変わり者を自称している彼なりに、オリジナリティを演出しようとしているのでしょう。実っていなくても、できる大人は漠然とこだわりを見抜いてあげたような口ぶりで答えましょう。

「僕の彼女はかわいい」

こういう人はやたらと写メを見せてきますが、彼女が二次被害に遭っている事に気づいていないのでしょうか?実に非道な行為です。

「あっ!友達に似てる!!なんていう苗字ですか?」

逆に、リアクションに困る返答を投げかけましょう。嘘のつけないできる大人は、この返答で生まれたなんともいえない空気を味わったとしても、誰も傷つけずにその場をやりすごすのです。

できる大人はスマートにやり過ごす

できる大人は会話のエアポケットを作らず、スムーズに流します。リアクションに困る相手も大した意図もなく発言しているため、気の利いた切り返しをすれば、あなたのことを頭の切れる人だと感じてくれるかもしれません。

リアクションに困るな〜と思った時には、相手を傷つけず、変な空気を作らず、5秒もしたら忘れてしまうような無味無臭の返しで乗り切りましょう!

[文・編集] サムライト編集部