自己紹介で使える、印象に残る「座右の銘」60選

21. 美輪明宏

おいしくて体に悪いものを食べて病気になるか、まずくても体に良いものを食べて健康でいるか。食べ物も人間関係も同じ。
出典:http://spiritual-kotodama.seesaa.net/article/17935434.html

自分に気持ちのいいことしか言ってくれない自堕落な人間関係をとるのか、自分に厳しくても愛のある言葉をかけてくれる人間関係を選ぶのか。それを食べ物と同列に例えた美輪明宏の言葉です。厳しい言葉を言ってくれる人から逃げてしまいがちな人にぴったりの座右の銘です。

22. 瀬戸内寂聴

たくさん経験をしてたくさん苦しんだほうが、
死ぬときに、ああよく生きたと思えるでしょう。
逃げていたんじゃあ、
貧相な人生しか送れませんわね。
出典:http://earth-words.org/archives/4080

尼僧であり作家の瀬戸内寂聴の言葉。彼女は辛い経験や苦しみは人生に厚みや豊かさをあたえてくれる、それがない人生なんて貧相なものだと喝破します。楽なほう楽なほうへと逃げがちな人や、毎日辛くてしょうがないという人にもオススメの一節です。

23. 池田晶子

ありのままの自分なんか見せたら、嫌われるかもしれないって?かまわないじゃないか。ありのままの君が嫌いな人とは、友だちにならなければいいだけじゃないか。
出典[14歳からの哲学]

若くして夭折した女性哲学者池田晶子の一文です。ありのままの自分でいられないくらいならその人間関係ごと捨ててしまえという、14歳だけでなく全年齢の人間に響く処世術。日頃の人間関係に疲れた人はこれを期にこの言葉を座右の銘としてみるのもオススメです。

24. 劉備玄徳

事を成すには人をもって大本としなければならない。
自分を慕ってくれている人を見捨てることなど出来ない。
出典:http://www.earth-words.net/human/ryuubi.html

三国志で有名な劉備の言葉です。何かを成し遂げるためには人こそ第一であると彼は言います。人間は結局一人ではほとんど何もできません。であればまず人心を集めることが先決なのです。人の上に立つポジションにある人必携の座右の銘です。

25. ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ

画像出典:Wikipedia
汝の敵を愛せ
ただし、その名を忘れるな
出典:http://beautifulbeauty.info/name/kennedy/010.html

凶弾に倒れた米国元大統領ケネディの言葉です。憎しみからは憎しみしか生まれない、だからこそ敵をも愛する必要がある。しかし出し抜かれたり、再び害をなされぬように名前は憶えておきなさい。なんとも計算高い、機知に富んだ一節です。

26. 勝海舟

何でも大胆にかからねばならぬ。
難しかろうが、易しかろうが、そんな事は考えずに、
いわゆる無我の境に入って断行するに限る。
出典:http://iyashitour.com/archives/21318

明治維新の功労者の一人勝海舟ならではの言葉です。とかく難しいことはなしにして、目の前のものに飛び込めという、豪快な言葉です。いつも何かを始める前にあれやこれやと迷ってしまう人には最適な座右の銘ではないでしょうか。

27. 田中角栄

どんな境遇におかれて辛い思いをしても、天も地も人も恨まない。
出典:http://h-maximbook.blogspot.jp/2014/12/blog-post_59.html

豪快という点では勝海舟にも劣らない現代日本の豪傑、田中角栄の言葉。戦中戦後の怒涛の時期を生き抜き、政治家として功をなしながらもロッキード事件でやむなく政界を去ったにもかかわらず、「誰のせいにもしない」という生き方
はぜひお手本にしたいですね。

28. 本田宗一郎

我々は勝負師ではない。
負けても何が原因で負けたのかを、追求することに意義がある。
出典:http://earth-words.org/archives/572

日本戦後を代表する経営者本田宗一郎の、技術者らしい言葉です。ただ負けたのではなく「なぜ負けたのか」を考えなければ何も生まれない。負けたことに落胆している暇はないぞ、という励ましの言葉ともとれます。

29. 松下幸之助

何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作りあげる。
上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からはハシゴは生まれない
出典:http://www.fesh.jp/detail_1494.html

こちらも日本を代表する経営者松下幸之助の言葉です。自分の目的達成のためには何としても達成してやるんだという情熱と、冷静な思考力が大事なのだと松下は言います。勢いだけで何事もくじけがちな人にオススメの一節です。

30. 柳井正

向き不向きは、関係ない。
まずは、方向を決めよ。
出典:http://earth-words.org/archives/1376

何かを始める前から「自分はこういうタイプじゃないから」と言うのは無意味、まずはどうやって戦うかを考えろ。ファーストリテイリング社の柳井正の言葉です。

31. プラトン

画像出典:Wikipedia
驚きは、知ることの始まりである。
出典:プラトンの名言・格言 http://iyashitour.com/archives/26836

「驚き」は知っていることに対しては抱かない感情。常に学び、成長する姿勢が身につけるということは、常に驚きを求める姿勢を持っているということです。

32. ルネ・デカルト

不決断こそ最大の害悪である。
出典:デカルト名言まとめ(日本語、英語)http://ur0.link/quGP

哲学者デカルトは「我思う、ゆえに我あり」の言葉で有名ですが、他にも示唆に富んだ名言を残しています。彼によれば「最悪の決断」よりも、不決断の方が悪い事態を生みます。くれぐれも「保留」に逃げないようにしたいものです。

33. エマニュエル・カント

科学とは体系化された知識で、知恵とは整理された生活である。
出典:名言+Quotes http://meigen-ijin.com/immanuelkant/

今の世界では科学こそが正義のように言われていますが、それはあくまで知識に過ぎません。それを活用し、「整理された生活」を実現するのは知恵の力。知識偏重にならないように、肝に銘じておきたい言葉です。

34. ゲオルク・W・F・ヘーゲル

人格とは、高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。人格の高さとは、この矛盾を持ち耐えることである。
出典:名言ナビ☆名言データベース http://www.meigennavi.net/word/023/023185.htm

近代西洋哲学のラスボス・ヘーゲルの言葉。1つの人格の中には必ず善悪が混在します。人格を高めるにはこの2つのせめぎ合いを自覚し、かつどちらかに偏らないことなのだとヘーゲルは言います。

35. 丸山眞男

自由は置物のようにそこに『ある』のではなく、現実の行使によってだけ守られる。
出典:丸山眞男語録 http://meigennooukoku.net/blog-entry-2692.html

日本の哲学者・丸山眞男は日本に西洋思想を紹介した人物の1人です。丸山によれば自由はもともと存在したり、誰かに与えられたりするものではなく、自分自身が自由であることによってのみ維持できます。逆に言えば自由であるための努力をしない者に自由である資格はないのです。

36. 西田幾多郎

物を知るには、これを愛さねばならず、物を愛すには、これを知らねばならない。
出典:西田幾多郎語録 http://meigennooukoku.net/?no=1377

西田幾多郎は日本近代を代表する哲学者の1人。哲学は元来「フィロソフィア」と呼ばれます。これはギリシャ語で「知を愛する」という意味。徹底的に知を愛した西田だからこその言葉と言えます。

37. 芥川龍之介

画像出典:Wikipedia
どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。
出典:芥川龍之介の名言・格言

「憂鬱」「ネガティブ」といったイメージの強い芥川龍之介ならではの名言。しかしこうやって開き直ってしまえば、「どうしてこんなに苦しいのか」と無駄な悩みを持たなくてよくなります。

38. 谷崎潤一郎

物と物のあいだにできる影にこそ、美がある。
出典:Inquiry http://www.a-inquiry.com/ijin/4321.html

「陰翳礼讃」というエッセイの中でこれでもかというほど「影」の素晴らしさを綴った谷崎潤一郎らしい言葉。私たちはついつい白黒をはっきりさせたがりますが、白と黒の間に目を凝らしてみるべきなのかもしれません。

39. 江戸川乱歩

うつし世は夢、夜の夢こそまこと。
出典:江戸川乱歩が残した数々の言葉・名言集 http://jp-word.net/edogawa_ranpo/2

「明智小五郎」「怪人二十面相」の生みの親として知られる江戸川乱歩。乱歩は夢想家で、作品は基本的に彼の妄想を文字に起こしたものでした。「現実ばかりにとらわれて、夢を見れないのは嫌だ」と思う人にはぴったりの座右の銘です。

40. 菊池寛

人生は一局の将棋なり、指し直す能わず。
出典:菊池寛の名言 http://earth-words.org/archives/7018

「真珠夫人」などを始めとする大衆文学の大家であり、同時に文藝春秋社を創設した実業家でもある菊池寛。彼の名言にはビジネスに通じるものも数多く残されています。「指し直す能わず」とは「指し直すことはできない」という意味です。