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イチローも視力ケアは欠かさなかった!
日本時間9月12日、日米通算4300安打を達成して節目を迎えたマーリンズのイチロー選手。今や、ヒットを積み重ねるごとに次々と記録を塗り替えています。
15年以上に渡ってメジャーリーガーの豪速球を打ち返し続けているイチロー選手ですが、実はあまり視力はよくありません。
もちろん、動体視力が優れているからこそどんな球にも対応できるということもありますが、やはり球が見えづらいというのは野球選手にとって選手生命にも関わること。
イチロー選手は、視力低下を防止する何かしらのケアを施しているのでしょうか?
そこで今回は、イチロー選手を含め、視力が低いプロアスリートが実際に取り入れている「ナンバータッチ」という視力回復法を紹介します。
加えて、卓球選手の愛ちゃんも活用した「ブロックストリング」というトレーニングもご一緒に。PC入力が中心の仕事で日頃目が疲れているビジネスパーソンは必見です!
視力が低下しやすい“集中型”の傾向と原因

テレビやパソコン、スマホ、ゲーム、タブレットなど、画面や映像が溢れかえっている現代。目の疾患や障害、親からの遺伝でなければ、視力低下の原因は間違いなくモノを凝視することにあります。
特に、仕事などの作業に没頭してしまう“集中型”の人ほど目が悪くなりやすい傾向にあるのです。
モノを凝視し続けるということは、それだけ目を動かす眼球運動を行う機会もまばたきの回数も減るため、肩こりのように筋肉が収縮して固くなってします。
そして、他の筋肉と同じように、目の筋肉も使わなければ次第に衰え、機能も低下してしまうのです。
目の構造はカメラの構造とよく似ており、目の各器官が以下のようにカメラの各パーツに相当します。
・まぶた = レンズキャップ
・角膜 = フィルターとレンズ
・水晶体 = レンズ
・虹彩 = しぼり
・毛様体 = ピント
・ガラス体 = 内部・暗室
・網膜 = フィルム・撮像素子
・胸膜 = ボディ
人間の目というのは、遠くのモノや近くのモノを見る際、カメラのようにピントを自動調節し、被写体をくっきりと鮮明に見えるよう働いています。そのピントを調節しているのが “目の筋肉” 。
したがって、目の筋肉の凝りや疲れを常時引き起こしてしまうと、ピントを合わせる調節力が低下し、被写体がぼやけてかすんで見えるようになるため、視力の低下に繋がってしまうのです。
プロアスリートが続々実践している視力回復法「ナンバータッチ」
PCに向かうのが仕事のビジネスパーソンは特に自分の視力としっかり向き合わなくてはいけません。「眼鏡やコンタクトを付ければいいや」と思っている人は、これから紹介するトレーニングを参考に是非実践することをオススメします。
視力を回復するための方法は様々世に出てきてはいますが、メジャーリーガーのイチロー選手も取り入れたのが「ナンバータッチ」というトレーニング法です。
視力回復トレーニング:プロスポーツ選手も実践!ナンバータッチ
これは、1分という限られた時間の中で数字を探し、1番から順番に50番までタッチしていく「スポーツ・ビジョン・トレーニング」。
やり方は極めて簡単で、場所も大きさもバラバラの数字を順にタッチしていくというものです。ランダムな動きによって目のピントを合わせる筋肉を使うため、視力回復に効果的な作用をもたらします。
それに加えて、周辺視野を広くしたり、右脳を活性化させるという働きもあるのです。
モノを見るには目だけではなく、目から入った情報(色・形・大きさ)を脳が認識、理解して初めて人はモノを見ることができます。
そのため、目のピントを調節する筋肉と、右脳の働きの両方を鍛えることができる「ナンバータッチ」は視力回復にうってつけのトレーニングと言えるでしょう。
愛ちゃんも導入した“アイ”トレーニング「ブロックストリング」
リオ五輪の卓球女子団体で銅メダルを獲得し、先日結婚を発表した愛ちゃんこと福原愛選手。実は、福原選手もあまり視力が良い方ではなく、ある視力回復法を取り入れていたのです。
それが、テレビ番組でも紹介されて有名になったトレーニング法「ブロックストリング」。
『ブロックストリングス』視力アップトレーニング法!
このトレーニングのやり方は、3色のビーズが規定の距離で固定された1本の紐を、3色のビーズを一つひとつ、それぞれ両目で見つめていきます。そうすることで両目のバランスを整えることができ、両眼視機能を高める効果が得られるのです。
両目でバランス良く見えるようになれば、立体感や距離、奥行きといった視野の確保が上手くできるようになり、生活にも支障が出なくなります。
このように、「ブロックストリング」は両眼視機能を飛躍的に高めることが可能となるので、「両目のバランスが悪い」「片方だけ視力が落ちてきた」という人は是非取り入れてみましょう。
「1日10分×90日」で眼鏡なしの快適ライフへ!
イチロー選手や福原選手のように、素人では追うこともままならない速いボールを長年打ち返し続けることは大変なこと。日々の余りある努力と共に、視力のケアも重要な“仕事”の一つです。
彼らは、練習で疲れ切った毎日に「ナンバータッチ」や「ブロックストリングス」を取り入れ、目のコンディションを保ち続けています。
このトレーニングを紹介し、全国展開している最先端の視力回復トレーニングセンター「日本アイトレーニング視快研」の調査では、10年間で実践者の9割以上、延べ4,317名の 小中高生・大人が、一度低下した視力を90日以内に「0.2⇒0.8以上」へと回復したと発表しています。
近視は早期発見と早急な対処を行わなければ、視力は落ちていく一方です。
毎日のデスクワークに追われたビジネスパーソンはもちろん、外で遊ぶことが少なくなってきた小さいお子さんも、視力が落ちてきた際には紹介した視力回復トレーニングを実践し、眼鏡がいらない視界良好な快適ライフを取り戻しましょう!
