知らない人は損しているなと思う料理の豆知識30選【保存版】

16. 椎茸は1時間天日干しをするだけでビタミンDが増える

カルシウムの吸収を促進したり、免疫系の強化に効果があるとされるビタミンD。椎茸を傘の裏側のヒダを上に向けて、30分〜1時間ほど天日干しをすると、このビタミンDが増えると言われています。

17. キノコ類は冷凍すると旨み成分が増える

しいたけ、まいたけ、しめじにエリンギ……キノコ類は冷凍してから調理すると旨み成分が増えるとされています。これは冷凍によって細胞が壊れやすくなり、加熱すると細胞内の旨み成分が流れ出してくるからだとか。

18. スープジャーでお手軽本格カツオ出汁

スープジャーに厚削りのカツオ節を投入し、お湯を注いでフタをして、待つこと1時間〜3時間。じんわりと一定の温度で加熱されるので、美味しいカツオ出汁がとれます。味噌などの調味料を一緒に入れておけば、お弁当などにも活用できそうです。もちろん昆布や干し椎茸を入れても美味しいですよ。

19. レンジで時短あめ色タマネギ

タマネギのみじん切りをパターと一緒に耐熱皿に入れ、ラップをかけてレンジで5分。そのあとフライパンで3〜4分炒めるとあっという間にあめ色タマネギの完成です。「あめ色のタマネギなんて都市伝説」と思っている人もぜひ試してみてください。

20. 野菜の3分の2は冷凍すると栄養価がアップする

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ブロッコリーにニンジン、ブルーベリーなど冷凍すると栄養価がアップする野菜は、たくさんあります。イギリスの調査によればなんとその割合は3分の2!

21. 冷凍野菜スープで時短×栄養価アップ

キノコ類やブロッコリー、ニンジンなどの冷凍によって栄養価がアップする野菜を、あらかじめ食べやすいサイズに切って冷凍しておきます。あとは鍋にこれらの野菜を適量入れて、水を入れて加熱するだけ。最後に鶏ガラスープやコンソメの顆粒で味付けすれば、あっという間にヘルシースープの出来上がりです。

22. リコピンはドライトマトで大量に摂れる

ビタミンEの100倍以上の抗酸化作用(アンチエイジング作用)を持つと言われるリコピン。トマトに大量に含まれるこの成分ですが、ドライトマトになるとさらにその量が増えると言われています。また通常のトマトよりビタミンCの量も増えるのだとか。アンチエイジングならドライトマト。これが新常識です。

23. 大豆は蒸すと栄養価が軒並み増える

栄養価の高いヘルシー食材として知られる大豆ですが、蒸すともっと栄養価が増えるのだそうです。水煮大豆と比べると大豆イソフラボンが1.3倍、カリウムが2.6倍、ビタミンB群は1.8倍にもなるのだとか。蒸す前にまず大豆200グラムに対して水600ccの割合で一晩水に浸けます。あとは翌日水を切って1時間ほど中火でじっくり蒸すだけ。冷凍すれば3ヶ月程度保存がきくのも嬉しいですね。

24. チーズはカルシウムの吸収率が抜群に高い

100gのプロセスチーズを作るには、その10倍もの原料乳が必要です。そのため少しの量で効率的にカルシウム、たんぱく質やミネラルなどを摂ることができます。

25. リンゴとバナナは加熱すると抗酸化作用がアップする

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リンゴを121℃で30分加熱すると抗酸化力が9倍になり、バナナも加熱によって細胞壁が破壊されると、抗酸化成分の吸収率がアップするのだそうです。果物は加熱すると甘みが増すので、美味しさも増して一石二鳥です。

26. ウスターソースは何にでも使える万能調味料

シチューやカレー、ハッシュドビーフなどの洋風煮込み料理をはじめ、ウスターソースを隠し味程度に入れるとあっという間に味が決まります。これはウスターソースが野菜や果物、お酢やスパイスなど様々な食材をじっくり醸造させて作るものだからです。

27. 和風の炒め物は「だしの素」で作る

炒め物を和風の味付けにするとなると、パッと思いつくのは醤油です。でも醤油だけで味付けをすると塩分も多すぎるうえ、味に幅が出ません。だしの素をパラパラとかけるだけで醤油の量も減るうえに、だしの旨味が効いて味も豊かになりますよ。

28. 「ついでに作り置き」で時短

例えば餃子の日に800gのひき肉を買っておいて、余った分を肉団子にして茹で、冷凍しておく。あるいはほうれん草を買ってきたら、とりあえず全部湯がいて冷蔵庫に入れておく。ちょっとの手間ですがこうやって準備をしておくだけで、忙しい時にもパパパッと自炊ができます。

29. 「混ぜご飯の素」でいつでも時短メシ

「時間がないけどお腹に何か入れなきゃ!」という時に便利なのが「混ぜご飯の素」。もちろん市販のものを買ってもOKですが、塩鮭を買ってきて茹でてほぐし、冷蔵庫に常備しておけばそれで十分です。青じそや海苔と一緒に混ぜ込めば、あっという間に時短メシ。

30. じゃがりこにお湯を注いでつぶすとマッシュポテトになる

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画像出典:Wikipedia

じゃがりこのスティックが半分程度浸かるくらいにお湯を注ぎ、フタをして3分。あとはスプーンなどで潰せばマッシュポテトの出来上がりです。お酒のおつまみなどにぴったりですよ。

「これ明日試してみよう」と思えるような豆知識・裏技は見つかりましたか?これらの豆知識や裏技を実践するだけで、料理の時間はガラリと変わるはず。1つずつ「使える・使えない」を判断しながら、日々の生活に取り入れてみてください。

[文・編集] サムライト編集部