急成長ベンチャー企業に転職すれば年収アップは可能か?

shutterstock_290671244

成長ベンチャーに転職すれば年収は上がる?

あるベンチャー企業は1年間の成長率が800%。またあるところは、わずか数十人の社員の会社が数十億円で売却…。大手企業の売り上げが伸び悩んだり業績不振に陥る中で、急成長ベンチャーは異色の存在感を放っています。

※ここ数年で急成長し、オフィス移転したベンチャー企業を以前こちらの記事で紹介しました。
『転職するならここが狙いめ!爆速成長でオフィス移転したベンチャー企業30選』

このような急成長ベンチャー企業に転職すれば、年収アップは可能なのでしょうか。

ベンチャー企業vs大手企業

年収

一般的に、国内大手企業の平均年収は500万円~800万円の層が多く、それと比較すると、ベンチャー企業は400万円~700万円の層が大きくなっています。

平均で見れば、ベンチャー企業は大手企業に一歩及ばないようです。しかしながら、年収1000万円以上稼いでいる人の割合は、ベンチャー企業のほうが多いというデータもあります。

次に、急成長を遂げるベンチャー企業の年収事例を紹介していきます。

急成長ベンチャー企業の平均年収

エムスリー株式会社

エムスリー
出典:https://corporate.m3.com/

平均年収:730万円

医療×ITの分野で事業を行っているエムスリー。医療従事者専門のウェブサイト「m3.com」、医師に気軽に相談できるサービス「Ask Doctors」などのウェブサービスを運営しています。2013年から2015年にかけては、売上高が2倍近く伸びています。給与は他社に比べると高水準です。

株式会社みんなのウェディング

みんなのウェディング
出典:http://www.mwed.co.jp/

平均年収:498万円

結婚に関するサービスを提供しています。式場を紹介している口コミサイト「みんなのウェディング」などを運営。クックパッドの子会社となったこともあり、ユーザー数は堅調に伸び続けています。

じげん株式会社

じげん
出典:http://zigexn.co.jp/

平均年収:429万円

人材や旅行など、様々な分野のメディアを運営するじげん。平均年齢は28歳ととても若い人が多い会社です。平均年収で見ると、高い水準とは言えませんが、過去三年間は前年比約2倍の成長を続ける、勢いのある会社です。

株式会社サイバーエージェント

サイバーエージェント
出典:https://www.cyberagent.co.jp/

平均年収:720万円

過去三年間で見ると、3社の中で唯一増収増益しているのがサイバーエージェント。勤続年数が比較的長く、会社が好きな社員が多いといわれています。給与面でいうと、1000万円を超える人はマネージャークラスなどで、そこまで多くはないようです。

グリー株式会社

グリー
出典:http://corp.gree.net/jp/ja/

平均年収:743万円

過去には初任給で1500万円の人が出るなど、世間を騒がせたグリー。しかし、最近は減収減益を続けています。多くの人気スマホゲームを世に送り出してきた一方で、希望退職者を募ったりと、厳しい状況に置かれているようです。現在は海外での収益基盤を育てているとか。

株式会社ディー・エヌ・エー

dena
出典:http://dena.com/jp/

平均年収:718万円

メガベンチャーというくくりで見れば、売上高、利益は3社の中でトップです。ゲームでは減収減益となっていますが、任天堂との提携が決まっており、巻き返しを図ります。高学歴主義なのか、東大、慶応出身者が多いという特徴もあります。

ベンチャー企業は能力次第で収入が大きく変わる

年収2

現在、右肩上がりで急成長しているベンチャー企業は少なくありません。しかし、平均で見ると日本の中堅以上の企業と比べて、大きく勝るとはいえなさそうです。

では、ベンチャー企業で収入をアップするのは不可能でしょうか。実は、ベンチャー企業は能力次第で収入が大きく変わるのです。

ベンチャー企業の場合、日本企業的な年功序列制度があまりありません。そのため、先輩社員のポストが空くのを待たずして出世することのできる可能性があります。

さらに上場前の場合、給与の一部をストックオプションで支払う企業があります。上場前に役員ポストに就任し、その企業が上場した場合、持っている株で大きな収入を得ることのできるチャンスがあるのもベンチャー企業の魅力です。

Career Supli
急成長のベンチャー企業に転職すれば年収は上がる!というイメージを持たれやすそうですが、少なくとも平均で見れば、実際はものすごい給料が高いわけではないようです。おそらく、急成長ベンチャーが高収入というイメージは、メディアでクローズアップされる一部の成金像によるものだと思います。一方で、能力さえあればどんどん出世できるのもベンチャー企業。自分の能力や、やりたいことなどがベンチャー企業とマッチすれば自分の可能性を広げるチャンスかもしれません。
[文・編集] サムライト編集部

shutterstock_290671244