筋トレは最強の自己啓発だ!人生を変える筋トレの5つの価値

Exercise With Weights

筋トレに勝る自己啓発なし

「自己啓発をする」と聞くとどんなことを思い浮かべますか?本を読んだり、セミナーに参加したり、一人で海外旅行に出てみたり……いろいろな方法があると思います。もちろんそれらも自己啓発には役立ちますが、あえて「最強の自己啓発」を挙げるのであれば、「筋トレ」を推薦します。

筆者は3年前に「上体起こし(腹筋)」「上体反らし(背筋)」から始めて、今や部屋の中にベンチプレスやスクワットなどあらゆる筋トレができる設備を整えてしまったほどの筋トレフリークです。ここではそんな筆者が3年間で気づいた「筋トレの価値」について解説します。

心のパフォーマンスが上がる!

筋トレというと「体を鍛える」イメージが強くなりがちですが、実は同時に心も強くなっていきます。筋トレは自分との戦いです。「もう無理だ」と諦めるのも、そのリミッターを外して「まだいける!」と体に命令するのも自分です。

そうやって自分が決めた限界を超える体験を繰り返さなければ、筋肉は大きくなっていきません。そのためほぼ毎回の筋トレ、毎セットの筋トレで「自分の限界を乗り越えた」という成功体験を積み重ねることができます。

これは積もり積もって大きな自信に変わっていきます。腕が引きちぎれるかと思う辛い筋トレで自分を乗り越えられて、仕事でそれができないはずがない、というマインドになっていくのです。

3年前の筆者は薬を処方されるほどのうつ病にかかっていましたが、筋トレを始めてからは薬が不要になりました。実際筋トレによって分泌される「テストステロン」というホルモンには精神的なバイタリティを高め、気持ちを前向きにしてくれる作用があります。

さらに代謝やうつ病・統合失調症に関係があるとされる「キヌレニン」というアミノ酸が、運動に伴う骨格筋(体を動かすための筋肉)への刺激によって減少することもわかっています。このことはスウェーデン・カラリンスカ研究所が2014年に科学誌『Cell』に発表した研究結果で判明しました。「筋トレが心のパフォーマンスを上げる」というのは、科学的に立証された価値なのです。

食事のクオリティが高くなる!

Friends enjoying lunch

筋トレをしていると、食事のクオリティも上がっていきます。筋トレの成果を最大限にするためには、適切な食事が必要不可欠です。ボディビルを長年やっている人たちは口を揃えて「トレーニングも大事だが、食事はもっと大事だ」と言います。そのため筋トレにある程度ハマってくると、栄養学についての知識も身につけたくなってきます。

「筋肉にはタンパク質が大事」という話は多くの人が知っている知識ですが、タンパク質が筋肉に変わるためには他にも「糖質」「ビタミン群」「ミネラル」が必要です。そのため延々と鳥のささみ肉だけを食べていても、筋肉はつきません。

糖質といってもスイーツなどの「甘い糖質(単糖類)」ではなく、米などの「甘くない糖質(多糖類)」が筋肉には良いとされていますし、ビタミンやミネラルを摂取するためには野菜をたっぷり食べる必要があります。

こうした知識が身についてくると「甘いものを食べるくらいなら米を食べよう」「アルコールはビタミンを破壊するから酒は控えよう」といったように、どんどん食事が健康的になっていきます。安易にスイーツや揚げ物を食べなくなるので、料理好きの人ならば、限られた食材と調理法の中でいかに美味しい料理を作るかにも心を砕くようになるでしょう。

脂質がメインの高級霜降り肉を買うとなれば何千円・何万円の世界ですが、無農薬の美味しい野菜はどんなに高くても1,000円もしません。「それなら無農薬野菜を買おう」と考えるのが筋トレをしている人(トレーニー)のマインドです。その結果、美味しくて健康的な食事にこだわるようになり、食事のクオリティが上がっていくのです。

スケジュール管理の基準が変わる!

He lives for his daily run

筋トレを続けると、スケジュール管理の基準が変わり、生活が適正化されていきます。筆者の場合、筋トレは週に5回〜6回行います。「腕」「胸」「脚の表側」「肩」「背中」「脚の裏側」に分け、一週間で一周を目標にメニューを回していきます。仮にこれを週に1回や2回でやろうとすると、1回当たりの時間が長くなるうえに、終盤になるとバテてしまってきちんと鍛えることができません。

また時間が長くなると筋トレを始めるまでの心理的はハードルも高くなってしまうので、結局筋トレを続けられなくなってしまいます。そのため1回のトレーニングを30分〜1時間に収め、それを高頻度で行うのが最も効率がいいのです。

しかしこのメニューをしっかりこなすためには、きちんとしたスケジュール管理が必要です。夜遅くに筋トレをすると(家でトレーニングする場合は)近所迷惑ですし、体が興奮して寝つきが悪くなってしまいます。これを防ぐには早めに仕事を終えなければならないので、日中のスケジュールも無駄のないものにする必要があります。

「たかが筋トレのために……」と思う人もいるかもしれません。しかし筋トレの成果が出ると「積み重ねている」という実感が湧いてきます。するとダラダラ残業をしたり、昼間のストレスをお酒でごまかしたりといった非生産的な時間よりも、筋トレの方がよほど楽しくなってきます。すると筋トレのためにスケジュールを最適化し、生活を変えていくのも苦ではなくなるのです。

PDCAの習慣が手に入る!

Businessmen using their cell phones on subway.

筋トレの習慣は、そのまま日常的なPDCAの習慣にもつながります。筋トレはやみくもにやっても成果が出ません。そこには必ずPDCA、つまり計画し(Plan)、実行し(Do)、検証し(Check)、改善する(Action)、もしくは調整する(Adjust)の4ステップが必要です。

例えば「6ヶ月後までに大胸筋を大きくして、胸囲を○cmから△cmにする」という計画を立てたら、それに合わせてベンチプレスなどのメニューを組み、1ヶ月ごとに結果を検証していきます。もしその時点で効果が現れなければ筋トレのフォームや重量設定を見直したり、メニューを変えたりして改善・調整します。

改善・調整のうえ「このやり方を1ヶ月やってみる」と計画を組み直し、それを実行して……とPDCAを重ねていくのです。筋トレはこうして初めて結果が出ます。「腹筋を毎日100回やっているのに、お腹が割れない」と言っているのに、いつまでも腹筋しかしていないようでは、結果は出ません。

このように結果の伴う筋トレをしていると「PDCAをちゃんと回していれば結果は出る」というマインドが、どんどん頭に刷り込まれていきます。すると自然と仕事やそのほかのプライベートでも、PDCAのやり方を持ち込むようになります。すると色々な局面で結果が出せるようになっていくのです。

人生が加速する!

・心が元気になる。
・美味しく、健康的な食事に変わる。
・生活が最適化される。
・PDCAの習慣で結果が出せるようになる。

これら4つの価値に加えて、筋トレをすれば筋肉がつき、体も元気になります。すると徐々に人生が加速していくのを実感できるようになります。

例えば筋トレを始める前までは「今週は疲れたから週末は家でゆっくりしよう」と思っていたところが、筋トレで心も体も健康かつ元気なので「週末は何をしようかな」とアクティブになれます。

模様替えや引っ越しでも「重いものを動かしたり、整理するのが大変」と感じることはありません。「別にそれくらいのものなら簡単に持ち上がるし」と思えば、すぐに行動に移せます。

どこかへ旅行をしても、それまでは「体力的に2ヶ所が限界」となっていたのが「時間があるから4ヶ所は行けるな」と行動範囲が広がります。行動範囲が広がれば出会い数や経験の幅も広がるはずです。

生活が最適化されているので時間も作れるようになりますし、PDCAの習慣がついていれば1回の経験で得る経験値も増えていきます。人生は加速し、毎日が充実していくでしょう。

本格的な筋トレにかかるコストは、ジムに通ったとしてもたかだか月額6,000円〜1万円程度、筆者のように自分の家に器具を揃えても3年間で10万円程度です。たったそれだけのコストでこれだけのメリットが手に入る自己啓発の手段は、他にはありません。

筋トレで「次のステージ」へ行こう

おおげさではなく、筆者は筋トレを初めて人生が変わりました。これは筆者以外のトレーニーも感じていることだと思います。筋トレだけに全てを捧げる「筋トレバカ」になれと言っているのではありません。

筋トレを自己啓発のツールと考え、最大限利用すれば「次のステージ」への突破口になる、ということです。この記事を読んで少しでも「筋トレって、いいかも」と思った人は、ぜひ今日から本気で筋トレを始めてみてください。きっと見える世界が変わるはずです。

Career Supli
筋トレのメリットは想像以上に大きいです。ぜひチャレンジしてみてください。
[文]鈴木 直人 [編集]サムライト編集部

Exercise With Weights