30歳を過ぎたら「一生続けられる大人の趣味」を見つけよう

「趣味」と呼べるものはありますか?

「休日は何をする気力もなく、ただ平日の疲れを癒すためにダラダラ過ごすだけ」そんな生活を続けていたら、現役から退いたあとになって「何をすればいいかわからない」と途方にくれる羽目になります。

下手をすれば定年後うつになって、精神科のお世話になる可能性もあります。何十年も一生懸命働いた先の人生が、それではあまりに虚しくはないでしょうか。

そうならないための方法の一つが「誰に言われるまでもなく、ついやってしまうほど楽しいこと」、つまり趣味を作ることです。

ここでは現役時代も、引退後も楽しめる「一生続けられる趣味」を持つことのメリットとその条件、そして一生続けるに値する25個の趣味を紹介します。

一生続けられる趣味を持つ3つのメリット 


一生続けられる趣味を持つと精神面、肉体面で様々な効果が期待できます。以下ではそのうち人生を楽しく生きるために役立つ3つのメリットを紹介します。

●自信が生まれる

第一のメリットは自信が生まれること。仕事が全て、家族が全てといった生き方をしていると、それらがうまくいかなくなった途端「自分にはもうなにもない」と自信をなくしてしまいがちです。

しかし情熱を持って打ち込んでいる趣味があれば、「この分野に関してなら、自分にできることがある」という自信を持つことができます。

仕事にしろ、家族との関係にしろ、「もうダメだ」と完全にくじけなければ必ず挽回のチャンスはやってきます。長く続けている趣味はそのための逃げ場になってくれるのです。

●人脈が広がる

第二のメリットは人脈が広がること。職場と自宅の往復を続けていると、会社の中だけ、家族の中だけ、広くても業界の中だけで人間関係は終わってしまいます。

すると必然的に視野が狭くなり、辛いことがあったとき以外にも、転職などの人生の転機に相談する相手が限られてしまいます。

しかし趣味を通じて知り合う同好の士というのは、基本的に業界や職種、年齢、境遇すべてがバラバラです。

そのため自分の視野を広げてくれる人脈につながるのです。筆者の知り合いは、現在ベンチャー企業で社長の右腕として働いていますが、実は元ニートのネットゲーマーでした。

しかしその企業の社長がたまたま同じネットゲームのプレイヤーで、オフ会で直接会った結果、「うちの会社で働かないか」と就職が決まったのだそうです。

このような突拍子もない出会いは、職場と自宅の往復をする生活からはなかなか生まれません。

●「生きがい」が手に入る

第三のメリットは「生きがい」が手に入ること。「仕事が生きがい」という人は、定年を迎えると生きがいを失います。

「家族が生きがい」という人は、家族に先立たれたり、不仲になると生きがいを失います。しかし「趣味が生きがい」という人は、物理的に趣味ができなくなるまで人生を楽しみ続けられます。

だからこそ長く人生を楽しみ続けるには、情熱を注ぎ続けられるような趣味が必要なのです。

一生続けられる趣味の条件は4つ

一生続けられる趣味のメリットを理解したとしても、現時点でそういった趣味がない人にとっては「いったいどんなものが一生続けられる趣味なのか」がわからないかもしれません。

そのような人のために、以下では一生続けられる趣味の条件を4つ紹介します。4つの条件に当てはまるからといって100%一生続けられるとは限りませんが、情熱を注げる趣味を見つけるきっかけにはなるはずです。

●「自分の性質」とマッチする

ずっと楽しみ続けるためには、その趣味の性質が自分の性質と合っているかをよくよく考える必要があります。

「一人でコツコツやるのが好き」という人が、「チームプレイを楽しむ」が前提になる趣味を始めても続きません。

「外で体を動かすのが好き」という人が、家の中で完結する趣味を続けるのは難しいはずです。

「自分の性質がよくわからない」という人は、今自分が無意識のうちに続けていることを思い出してみましょう。

「誰にも見せない日記を書き続けている」という人は一人でも楽しめる趣味が合うでしょうし、仕事などで「細かいところまで配慮が行き届いている」などと評価されている人は、何か作品をつくるような「完成」を目指す趣味が合っているかもしれません。

●年齢を重ねても楽しめる

一生続けるからには、60歳、70歳になっても楽しめる趣味である必要があります。

例えば瞬発力のいるスポーツなどは、年齢を重ねると怪我のリスクが高くなるため、一生続けられる趣味としては適当ではありません。

インドアな趣味は基本的に年齢を重ねても楽しめるので、「一生続けられる趣味」というとインドアな趣味を連想しがちですが、同じスポーツでもゴルフやボウリング、釣りなどは比較的瞬発力が要らないため、一生続けられる趣味になり得ます。

●初期投資が低コストで済む

初期投資にコストがかさむ趣味は、つい「これだけお金をかけたんだから」と楽しくなくても惰性で続けてしまいがちです。

しかし惰性で続けていける期間はたかがしれています。自分の中で「初期投資分は回収した」と感じたり、仕事やプライベートが忙しくなったりしてやめる理由が出てくると、簡単にやめてしまいます。

一方で初期投資が低コストで済む趣味は気軽に始められるので、やめるのも簡単です。

そのため「始めてはみたけど楽しくない」となればすぐに他の趣味に乗り換えられますし、「簡単にやめられるのに、やめたくない」となれば、それはしっかりハマっている証拠になります。

惰性ではなくちゃんとハマっているのなら、追加で道具や設備にお金をかけて、どんどんハマっていけば自ずと一生続く趣味になるでしょう。

●ひとりでも楽しめる

「誰かとやる」が前提になる趣味は、他人の都合次第で趣味の存続が危うくなります。例えばチームスポーツはその典型です。

「メンバーが趣味を続けられなくなってしまった」とか「メンバーの予定の都合が合わなくなった」といった事態になると、また新しくメンバーを集めたり、別のチームに入り込んだりしなければなりません。

これが億劫になると、自然と趣味をやめてしまいます。

したがって一生続けられる趣味を見つけようとするなら、基本は一人でも楽しめて、+αで誰かとも楽しめるというものが理想的です。

これなら自分のやる気が続く限り趣味も継続できますし、自分の予定さえ都合をつければ楽しめます。

一生続けるに値する趣味25選

以下ではここまでの内容を踏まえたうえで、一生続けるに値する「文化系趣味」を15個、「体育会系趣味」を10個紹介します。

これだと思うものに絞って始めるのもアリですが、最終的には文化系・体育会系それぞれ1個ずつ以上の趣味を持つようにしましょう。

なぜなら怪我や病気をしたり、視力や聴力が大きく低下したりして1個しかない趣味を続けられなくなったときに、定年を迎えた仕事人間と同じように「自分には何もない」という感覚になってしまうからです。

そのため投資のポートフォリオを作るように、趣味のポートフォリオを作っておくことをおすすめします。

●一生続けるに値する「文化系趣味」15選

1.現代アート鑑賞&購入


現代アートには歴史上発明されてきた様々な技術、そして作家の想いが込められています。これらを書籍やセミナーなどで勉強しながら自分で紐解き、理解できるようになれば、長く続けられる趣味になります。

現代アートを買う」というと金持ちの道楽だと思う人もいるかもしれませんが、実は現代アートは1万円程度のものから販売されているため、比較的低コストで始められます。

しかも場合によっては1万円程度の絵が1億円を超える価値を持つ可能性もあるため(奈良美智氏の「Princess of Snooze」など)、楽しみながら投資もできるという一石二鳥な趣味でもあります。

『芸術新潮』『美術手帖』といった専門誌で情報を集めつつ、興味のある展覧会やギャラリーを覗くところから始めてみましょう。

2.映画鑑賞

映画鑑賞」と一口に言っても鑑賞の姿勢は実に様々です。直感にしたがってひたすら映画を見るだけでも十分映画鑑賞になりますし、出演者や監督などの作り手に関連する作品を片っ端から観るのもアリです。

あるいは批評の方法論や歴史を学んで、自分なりに批評をしながら観るのも映画鑑賞の一つのあり方です。画面構成や映像技術に着目して、テクノロジーとしての映画に迫ってみても、より深く映画を楽しめます。

「映画」という一つのジャンルの中で無数の楽しみ方があるという点でも、映画鑑賞は一生続けるに値する趣味と言えるでしょう。

3.アニメ鑑賞

世界に誇る日本の文化の一つであるアニメも、実写の映像作品とは別の楽しみ方ができる芸術です。

例えば地上波の30分アニメは実質21分程度で250〜400カット、動画になる前の絵(原画)の枚数にして3000枚〜4000枚以上で作られています。

これを原画マンと言われる人たちが1枚ずつ手を使って描いているのがアニメ作品なのです。大ヒットアニメ映画『君の名は。』などになれば、その枚数はさらに増え、そこに3DCGの技術などが盛り込まれて、動画になっています。

こうしたことを前提にしてアニメを観ると、キャラ一人一人の表情の変化がいかに緻密に設計されているかに気付かされます。そこにアニメ的表現やストーリーなどの解釈を加えれば、実写の映像作品に負けず劣らず奥の深い世界になっていきます。

4.読書

読書は自分の性質とマッチさえすれば、年齢に関係なく楽しめて、かつコストもあまりかからず、一人でもたっぷり楽しめる理想的な趣味です。

ただ単に気になる本を読むだけでも趣味として成立しますが、日本最大の読書会コミュニティ「Read For Action」などのサービスを利用すれば、自分が好きな本への理解を深めたり、一人では読まなかった本と出会ったりすることもできます。

ただ読書を趣味にしようとして何度も挫折したという人も多いでしょう。そのような人は、まず目的を設定せずに、読むことを楽しむことを目指してみましょう。

なぜなら「この本を読んで何かを得よう」と目的を決めると、その「何か」を得てしまうと本を読まなくなるからです。本のジャンルを問わず、まず活字に溺れること。これが一生続ける趣味としての読書の第一歩です。

5.音楽鑑賞


音楽鑑賞も読書に負けず劣らず趣味としてあげる人の多い趣味ですが、ただ聴くだけのところから抜け出すとより深みが出ます。

例えば和音やコードなどを理論的に説明する「音楽理論」を勉強したうえでポップスを聴き込んでみたり、あるいは歴史上の音楽を研究する「音楽史」を勉強したうえでロックやメタルを聴いてみたりすれば、今までは「なんとなく良い・悪い」で聴いていた音楽の聴き方が大きく変わるはず。

他にも音楽民族学や音楽心理学、音楽社会学などを学べば音楽の聴き方はより一層深めていくことができます。

6.創作

小説に俳句、詩、音楽、映像、絵画などありとあらゆる芸術は、自分で創作できます。趣味なので上手いか下手かは関係ありません。書きたい物語、歌いたい言葉、撮ってみたい映像、描きたい絵があるなら、まずは創ってみればいいのです。

当然はじめは自分の才能のなさに絶望するかもしれません。しかし何度も挑戦しながらその都度改善していけば、必ずレベルアップできます。

小説投稿サイト「小説家になろう」やイラスト投稿サイト「Pixiv」、YouTubeなどを使えば見知らぬ人からの感想をもらうこともできますし、自分よりレベルの高い人と交流することもできます。

自分の創作意欲がある限り続けられるので、創作はまさに一生物の趣味といえます。

7.裁縫

実用品が自分の手で作れるだけでなく、脳のいい運動にもなるのが裁縫です。デザインだけでなく生地や縫製に凝ってみたり、自分が持っている服を解体して新しい服にしたりと、こだわれるポイントは無数にあります。

「作ること」や「細かい作業」が好きな人、服好きの人なら男女問わずでも十分楽しめる趣味です。

各地には働きながら通える裁縫教室もあるので、「もっと専門的な知識を学びたい」という人はプロの講師から手ほどきも受けられます。プロ級に技術を身につけておけば、定年後リフォーム屋さんなどで趣味を仕事にすることも可能です。

8.そば打ち

「なぜそば打ち?」と思う人もいるかもしれませんが、そば打ちは非常に奥が深く、何年何十年とやってもゴールに到達しない世界です。そば粉、水、道具、どれを変えてもそばの仕上がりは変わってきます。そば好きの人はもちろん、料理好きの人にはぴったりの趣味といえます。

そば打ちを深めていけば自ずと「プロはどうやって作っているのか?」「プロの味に近づけるにはどうすればいいのか?」を知るために、美味しい蕎麦屋めぐりにも行きたくなるでしょう。そうなればどんどんそばの世界にのめり込んでいきます。

9.パン作り

パンもそばに負けず劣らず奥が深い世界です。味だけでなく食感や見た目などにもこだわれますし、オーブンや道具にもこだわれるので、楽しみ方は無限大です。料理教室が開催するパン作り講座以外にも、パン屋さんが主催するパン作り教室もあるので、自宅から出た楽しみ方もできます。

また男女ともに多いパン好きの異性の胃袋を一瞬にして掴めるのも、この趣味の大きな魅力。手作りのパンを作る人は絶対数として多くないので、意外性も演出できます。

10.コーヒー

世界的に多くの国で愛されている嗜好品「コーヒー」も、一生かけて深めていくに値する趣味になります。豆の産地、品種、焙煎方法、挽き方、コーヒーの淹れ方にコーヒー器具などそれぞれに様々な流派があり、いくらこだわってもこだわりきれない世界だからです。

歴史としては1400年代半ばから続く嗜好品なので、歴史を勉強すればより一層楽しくなってきます。歴史上の人物がどのようにコーヒーに出会い、どのように飲んでいたのかを知ったうえで自分で淹れるコーヒーは、自動販売機で買うコーヒーとは全く別物になるでしょう。

11.ハーブティー

コーヒーよりもさらに歴史の長い飲み物がハーブティーです。5000年以上の歴史を持つインドの伝統医学アーユルヴェーダに登場するハーブや紀元前2700年ごろの中国のチャノキのハーブティーなど、人類の歴史と切っても切り離せない飲み物です。

そのためハーブの種類や効能も実に多様で、組み合わせ次第で様々なアレンジも楽しめます。さらにはお酒と組み合わせたり、紅茶と組み合わせたりすることもできます。またハーブによっては自分で育てられるので、気に入ったハーブで家庭菜園を楽しむことも可能です。

茶器などにこだわれば資金も必要ですが、ハーブ自体は基本的に1000円以下なので基本的に低コストで始められる点も魅力です。

12.お酒

歴史を遡れば紀元前4000年ごろのメソポタミア文明にまで遡れるのがお酒です。ワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎、ビールなどジャンルも豊富で、いまだ機械で生産しきれない部分も多いため、製造工程についての勉強もやりがいがあります。

全世界、全国の地酒を飲み比べてみる、日本酒のソムリエ「唎酒師」の資格を目指してみるといった楽しみ方もアリですし、日本ではより美味しい日本酒やビールを作るための酵母研究が盛んなので、「酵母遺伝学」などの分野を勉強しても面白いでしょう。

お酒そのものから酒器やお酒に合う料理の方に見識を広めれば、よりどっぷりとお酒の魅力に酔うことができます。

13.アクアリウム


熱帯魚やサンゴなどを飼育する趣味「アクアリウム」は、一見お金持ちの趣味のようにも思えますが、初期投資自体は数万円程度で済むお手頃な趣味です。

しかし熱帯魚やサンゴは非常にデリケートな生き物なので、水質・水温管理や光の管理など非常に細かいところにこだわることができます。

ただしこだわり始めると非常にコストがかさむのが趣味の常。アクアリウムも例外ではなく、例えば既製品のライトでは求めるようなスペックが得られないからと、地方のアクアリウムショップが特注したライトが高値で取引されたり、珍しい品種の熱帯魚が車が買えるような価格で取引されたりもします。

しかしこれは「ハマればそこまでのお金を出したくなる魅力がある」ということでもあります。

14.立体折り紙

小さい頃時間を忘れて折り紙に熱中した人や、細かい作業が好きな人におすすめなのが立体折り紙です。平面的な折り紙に比べて当然難易度は高いですが、紙を折るだけで立体的な作品が作れるという手軽かつローコストな点は大きな魅力です。

「そうは言っても折り紙でしょ?」とあなどるなかれ。検索エンジンで「折り紙アート」と画像検索するだけで、立体折り紙の無限の可能性を目の当たりにすることができます。

「自分でもこういう折り紙がやってみたい!」という人はコンピュータグラフィクスの形状設計の専門家三谷純さんの著書『立体折り紙アート 数理がおりなす美しさの秘密』がおすすめ。立体折り紙の詳しい作り方や設計理論が図や写真付きで余すことなく解説されています。

15.ボトルシップ

瓶の中に瓶の口よりも大きな船の模型が入っている「ボトルシップ」も、時間を忘れて没頭できる趣味のひとつです。作り方も難易度別に数種類あって、模型のパーツを一つずつ瓶の中に入れていく高難易度の「組み立て型」のほか、瓶の外でほとんど完成させておいて、マストだけを倒して瓶の中に入れる「マスト引き起こし型」などがあります。

始める際の初期費用としては1万円以内で済むので低コストな趣味ですが、とにかく地道で時間のかかる作業ですので、人を選ぶ趣味でもあります。

「挑戦してみたいが技術に自信がない」という人は無理をして一人でやらず、ボトルシップ教室などでベテランの人から指導を受けるのがおすすめです。

●一生続けるに値する「体育会系趣味」10選

16.ゴルフ

一生続けられるスポーツとして筆頭に挙げられるのがゴルフです。運動量の少なさや、社会人の社交場としての役割など、ゴルフには長く続ける趣味としての魅力が盛りだくさんです。

ゴルフを始めるとなるとお金がかかりそうなイメージがありますが、ゴルフは基本的に打ちっ放し場で練習を積むのが第一歩。それだけなら数千円程度のグローブと、2000円程度のボール代+クラブレンタル代+打席料で始められます。

しかし実際にコースを回るとなるとクラブやボールなどの道具を買わなければならないので、数万円〜10万円程度の費用が必要になります。これを高いとみるか、安いと見るかは、その際に自分がゴルフにどれだけハマっているかで判断しましょう。

17.釣り


釣りは自転車に乗って安い竿を担いで釣り場に向かう釣りから、船舶免許を取得して沖の釣り場に向かう釣りまで、予算に応じてそれぞれの楽しみ方がある趣味です。

ただ魚を釣るだけでなく、釣り具を収集したり、自分で工夫を施して作ったりといった楽しみのほか、自分で魚を捌いて食べる楽しみ、雄大な自然の中で時間を過ごす楽しみなど、いくらでも深掘りができます。

ネックになるのは釣り場までの距離が遠い人や、交通手段がない人にとっては続けるのが難しいという点ですが、そのような場合は釣りだけを楽しむのではなく道中の食事や観光なども含めて楽しんでしまうのも手です。

その意味では旅系の趣味との相性が良い趣味ともいえるかもしれません。

18.スポーツ観戦

もともとスポーツが好きな人でも、年齢を重ねるといずれは「スポーツは好きなんだけど、体が動かない」という状態になります。そんなときに趣味として楽しめるようになりたいのがスポーツ観戦です。

経験のあるスポーツならプロや社会人チームのプレイを見るだけで興奮できますし、選手のSNSなどで情報を集めればチームの心境やドラマも想像しながら試合を楽しめます。同じ選手やチームを応援する人と仲良くなれば、スポーツ観戦以外でも会うような人間関係が手に入るかもしれません。

19.筋トレ


現在筋トレをやっていない人からすれば「筋トレなんて若い人がやること」と思うかもしれません。しかし重量設定さえ間違えなければ、ゆっくりと動作を行う筋トレは非常に安全性が高く、かつ老後に衰えがちな筋力を強化できる、メリットの多い趣味なのです。

筋力があれば老後になると諦めがちな旅行もできたり、日常生活でできないことも減ってストレスも軽減できたりと、まさにいいことづくめです。

ボディビルダーのような肉体を目指すのももちろん楽しいですが、「逆立ちで腕立て伏せができるようになりたい」「100kgを担いでスクワットができるようになりたい」などシンプルな強さへの憧れを叶える楽しみもあります。

ジムに通ったり、器具を買ったりすれば多少お金はかかりますが、自重トレーニングから始めれば初期費用は0円で済みます。これほどコストパフォーマンスの高い趣味はなかなかありません。

20.マラソン

マラソンも筋トレに負けず劣らずコストパフォーマンスの高い趣味です。ウェアやシューズなどを買えば多少お金はかかりますが、それでも数万円程度で全て揃ってしまいます。にもかかわらず確実に体力が強化されるので、筋トレと同じような生活面でのメリットが期待できます。

「マラソン」といっても42.195kmを目指す必要はありません。地方の小さなマラソン大会なら3000mから参加できるので、まずはそうした短い距離から挑戦してみて、徐々に距離を伸ばしていくのがおすすめです。

そうすれば怪我のリスクも抑えられますし、「走りきれなかった」と挫折感を味わってマラソン自体をやめてしまうリスクも抑えられます。

21.キャンプ

大自然の中、薪で起こした火や川で汲んだ水を使って食事を作り、コテージやテントの中で夜を過ごすキャンプも、長く続けられる趣味です。

キャンプのための道具はキャンプのスタイルによって変わりますが、基本的な道具はキャンプ場で貸し出しをしていることも多く、ひとまず始めるだけなら初期費用は交通費くらいのものです。

ひとりで行ってぼんやりと自然の中の時間を過ごすもよし。気の置けない友人と行って街中の居酒屋ではできない話をするもよし。自由度が非常に高い趣味なので、自分の性質に合った楽しみ方ができるのも大きなメリットです。

なお公共交通機関で行けるキャンプ場もありますが、車やバイクなどでしか行けないところもあるため、交通手段があればさらにキャンプを楽しめます。

22.登山


登山は自然を堪能しながら、しっかりと体力強化もできる趣味です。最低限の初期投資として登山靴、雨合羽、バックパック、地図、コンパスは必要ですが、さらにお金をかければより快適により遠くまで山道を歩けるようになります。

1000m級、2000m級、3000m級それぞれで違った魅力がありますが、どのような山でも街中で過ごす日常とは全く違う世界を楽しめます。

道迷いなどを心配する人もいるかもしれませんが、経験者と歩くか高尾山などのメジャーな山のメジャーなルートを歩けば滅多に迷うこともありません。

アウトドアメーカーのモンベルの「モンベルクラブ」に入会すれば、クラブが主催する登山会にも参加できるので、初心者かつ周りに経験者がいない人でも気軽に登山を始められます。

23.温泉巡り

温泉巡りは心身を癒し、かつ自分の生活圏内から離れて見聞を広められる趣味です。温泉の楽しみ方としてわかりやすいのは心身の癒し効果ですが、それ以外にも楽しみ方はあります。

例えば天然の洞窟を使っていたり、川そのものが温泉になっていたり、山中にある温泉に行くまで専用の列車があったりと、ロケーションがユニークな温泉を巡る。あるいは有馬温泉や城崎温泉などの歴史を勉強したり、さびれた温泉街のレトロなお店を楽しむなどです。

ネックはやはりコスト。交通費に宿泊費、飲食費などややコストはかさむため、人によっては年に数回程度の活動になる可能性があります。

24.グルメ巡り

温泉巡りよりも行動範囲を狭く設定できるのがグルメ巡りです。当然全国各地を巡れば交通費や宿泊費はかかりますが、そうでなければ地元でも十分楽しめます。

有名店巡りはもちろん、「ずっとあるのは知っているけど、行ったことがないお店に行ってみる」「適当に友人にオススメのお店を聞いてみて、下調べなしに行ってみる」なども思わぬグルメとの出会いがあって楽しめるはず。

口コミサイトで誰一人レビューを書いていないお店を見つけて、自分がレビューをすることを楽しみにしてもいいかもしれません。

25.サイクリング


車やバイクは趣味として始めるとなると初期費用がかなり高額になりますが、自転車は10万円程度から始められます。車やバイクと違って自分の足で漕ぐので、体力強化も期待できます。

また自転車は比較的構造が単純なので、自分で整備ができる点も大きな魅力です。パーツもピンからキリまであって、自分の好みによってペダルやサドル、ハンドルなどを変えてカスタマイズを楽しめます。

スポーツサイクルは簡単に分解できるので、専用のバッグ(輪行バッグ)に収納しての電車移動もOKです。この方法なら観光地まで電車で行って、あとは自分の自転車で見て回るということもできます。

あるいは荷台をつけて荷物をくくりつけ、自転車でキャンプ場まで行って一泊して帰ってくるという「旅感」満載の楽しみ方もアリ。

思い立ったが吉日

ここで紹介した25個の趣味の中に「やってみようかな」「前から興味はあったんだよな」と思うものが1個であったのなら、とにもかくにもまずはかじってみましょう。合うか合わないかはある程度やってみなければわからないからです。

思い立ったが吉日。次の休みの日は、気になる趣味に時間を使ってみてはいかがでしょうか。

Career Supli
個人的には何か1つ楽器ができると素敵だなと思います。