最近美人が飲んでる「植物性ミルク」を解説!アンチエイジングからメタボ対策まで

牛乳の代替飲料として注目される「植物性ミルク」

日本でミルクといえば、まず牛乳を思い浮かべますよね。近年そんな定説を覆し、若い女性を中心に注目を集めているのが「アーモンドミルク」や「ライスミルク」といった「植物性ミルク」です。

あまり馴染みがないという方も多いかもしれませんが、欧米諸国では1990年代から人気を集めており、スーパーの棚には様々なナッツや穀物のミルクが当たり前に並んでいます。

米国における植物性ミルクのシェア

ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)によると、米国代替乳飲料の市場規模は2013年の時点で約960億円。その中でもアーモンドミルクのシェアは全体の47%と、日本で最もメジャーな植物性ミルクである豆乳のシェアをも上回っています。

日本人ファンも増えている植物性ミルク

SNSを見てみると、健康志向の高い日本人ユーザーの間でブームになっていることがわかります。植物性ミルクはそのまま飲んでもいいですし、 野菜や果物と合わせてスムージーにしたり、シリアルにかけたりと、アレンジすることで様々な味わいを楽しむこともできます。

日本で人気急上昇中の植物性ミルク4選

次に、日本人ユーザーの間で人気の高い植物性ミルク5つの特徴をそれぞれご紹介していきます。

1. アーモンドミルク

アーモンド

コレステロールを含まず、低カロリーで非常にヘルシーなのがアーモンドミルクの特徴です。

原料のアーモンドには「若返りビタミン」と言われているビタミンEがゴマの約310倍。食物繊維はレタスの約9倍。悪玉コレステロールを抑制するオレイン酸も豊富含まれているので、アンチエイジング効果が期待されています。

2. ライスミルク

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ほのかな甘みと、さらりとした口当たりが特徴のライスミルク。カロリーは牛乳とほぼ変わりませんが、脂質の含有量を比較すると、牛乳が約7.6gであるのに対し、ライスミルクは2gと少なくなっています。

また、原料になる玄米には食欲抑制作用があり、糖質の分解を促進するビタミンB1や、脂肪の代謝を促すビタミンB2が豊富に含まれているので、生活習慣病のひとつであるメタボリックシンドローム対策としても有効でしょう。

3. ヘンプミルク

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ヘンプミルクは、麻の種(ヘンプシード)を細かく砕いて、水と混ぜて作られた植物性ミルクで、コクのある味わいが特徴です。

原料のヘンプは「ミラクルシード」とも呼ばれ、オメガ3、オメガ6、不飽和脂肪酸に加え、9種類の必須アミノ酸、カルシウム、鉄分、ビタミンなどを豊富に含んでいるので、摂取することで健康・美容ともに効果が期待できます。

4. ココナッツミルク

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太りにくい体質づくりに定評があるココナッツミルク。ココナッツには中鎖脂肪酸が豊富に含まれており、この中鎖脂肪酸は、認知症の予防と改善の効果が期待されている「ケトン体」を多く作りだしてくれます。

味は他の植物性ミルクと比べ、濃厚な味わいとなっているので、スイーツを作るときなどにもおすすめです。

Career Supli
今回は、牛乳・豆乳に代わる「第3のミルク」として注目される植物性ミルクについて詳しく紹介しました。普段なかなか摂取することができない栄養素も、植物性ミルクなら手軽に摂ることができます。現代人が陥りがちな生活習慣病の予防対策にも効果が期待できますので、もし興味はある方は一度試しにご購入されてみてはいかがでしょうか。
[文・編集] サムライト編集部