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稼ぎ方は生き方だ!既成概念をぶち壊せ
「自由なライフスタイルを維持しながら、それでもきっちり稼ぎたい」その願いを叶えるためには、生き方(ライフスタイル)だけでなく稼ぎ方も自由にする必要があります。そのためには「世間体」「常識」といった既成概念に囚われている場合ではありません。
ここでは自由な稼ぎ方・生き方を作るためにぜひ読んでおくと良い20冊の本を紹介します。これらを読めば自分の中に巣食う既成概念をぶち壊せる同時に、自分だけの自由な稼ぎ方・生き方の具体的なアイディアも得られるはずです。
自由なライフスタイルで稼ぎたい人が読むべき本20選
1.『筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術』

画像出典:Amazon
著:Testosterone
自由に振る舞うためには責任が伴います。その責任を負うのはもちろん自分。仕事を含む人生の責任を自分で背負い切るには、体づくりが必要不可欠です。
そこでぜひ読んでほしいのが、筋トレ愛を叫び続けた結果Twitterフォロワー数19万2,208人(2017年6月19日現在)を超えたテストステロンさんのこちらの著書です。
テストステロンさんは日本企業で役員をしながらアジアの都市で社長業を営むほか、筋トレ情報サイト「DIET GENIUS」のビジネスモデルを立ち上げるなど、超一流のビジネスマン。そんな彼が放つ言葉は、真理をついた金言です。
本書には「ポジティブな人間と付き合え(ジムにはそういう人間が多い)」「他人に期待するな(しかし筋肉とダンベルは裏切らない)」など、筋トレと人生訓を絡めた至言に満ち溢れています。
いまいち筋トレに意味が見いだせない人、体づくりへの本気の一歩を踏み出せない人は、ぜひテストステロンさんの思想に背中を押してもらってください。ちなみにテストステロンさんのTwitterもおすすめです。
2.『自重筋力トレーニングアナトミィ』
体づくりの第一歩を踏み出せたらぜひとも手に入れておきたいのがこちらです。身体部位別の自重トレーニングを156種類紹介し、それぞれにわかりやすい解剖学的カラーイラストを掲載。一般的なムック本を圧倒する情報量とわかりやすさを備えた本書があれば、他の自重トレーニング本は要りません。
テストステロンさんの思想に共感はできても「器具を買ったり、ジムに行くのはちょっと……」と思う人は、この本で自重トレーニングから始めてみるのもアリです。
さらに体づくりを極めたい人には筋トレの基本を簡潔に解説してくれている『ボディビル・ハンドブック』や、ダンベルやバーベルなどを使った筋トレを解剖学的カラーイラスト付きで解説した『目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名』もおすすめです。
3.『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』

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著:リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット 訳:池村千秋
自由な稼ぎ方・生き方を実現するためには、体づくりと並行してマインドづくりも大切です。本書は「人生100年時代」の現在において、従来型の「教育〜仕事〜引退」という3つのステージで構成される人生設計が限界を迎えているという事実を指摘。
その限界を乗り越えるためには、複数の職業人生を同時並行で生きるなど従来のステレオタイプに当てはまらない生き方が要求されるのだといいます。
新しい「資産」の概念、新しい「時間」の概念、新しい「人間関係」の概念……人生が100年になることで起きるLIFE SHIFTを知らずして、自信を持って自由なライフスタイルを確立することはできません。新しい人生の設計指南書としてぜひ読んでおくべき一冊です。
4.『自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』

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著:ちきりん
社会派ブロガーちきりんさんが、多くの日本人が抱える「忙しすぎる」という問題の本質を暴き、それを解決するための考え方を解説した一冊。ちきりんさんは本書の中で「忙しいのはありがたいこと。
だから頑張って乗り越えるのが当たり前」という常識に疑問を投げかけ、より生産性の高い働き方に変えていこうと提案しています。
自由に生きるということは、すなわち自分の時間を持っているということ。常識に囚われて忙しすぎることに慣れてしまうと、到底自由に生きることなどできません。ちきりんさんは本書の中でデータから常識の嘘を見破る方法も実演して見せてくれます。
その意味で本書は、生産性の高い働き方の指南書としてだけでなく、データを活用して常識を疑う手法の指南書としても一読の価値があります。
5.『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? 』

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著:木暮太一
マルクスの『資本論』とロバート・キヨサキの『金持ち父さん 貧乏父さん』を基に、労働者でいる限り逃れられない資本主義の構造やルールを示しながら、そこから抜け出すための方法を解説した一冊。
著者のビジネス書作家木暮太一さんによれば、資本主義経済の中で「働かされている労働者」として生きる限りは、いくら転職を繰り返しても自分にとっての最良の働き方を手に入れることはできません。
ではどうすればいいのでしょうか?例えば時給1,000円のレンタルビデオ店のバイトではなく、時給780円のベンチャー企業の社員サポートを選ぶといったように、長期的な資産を作る仕事に力を注ぐべきだと木暮さんは言います。
働き方の質を変え、自由な稼ぎ方・生き方の準備をするためには必読の書です。
6.『自営業者の老後』

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著:上田惣子
人生を自由に楽しみながら、人生に責任を持つためには夢を描いてばかりではいけません。本書は最期まで自由に、かつ責任を持って生き抜くためのお金の使い方や貯め方、増やし方を解説した本です。
人生設計や老後資金の考え方、年金制度の活用方法や身の丈にあった投資のやり方など、人生におけるお金全般について漫画と文章でわかりやすく説明してくれています。
タイトルに「自営業者の」とありますが、「会社におんぶに抱っこの人生」から今後抜け出そうとしている人なら誰しもが読むべき一冊です。筆者は本書を読んで、早速「確定拠出年金」を始めました。
7.『多動力』

堀江さんが冒頭で「これからの時代は『多動力』こそが最も必要な能力だ」(『多動力』p4)と断言し、この能力の重要性と身につけ方について具体的に書いた本。多動力とは一見落ち着きがないように見えるほど、多くのことを同時に処理していく能力を指します。
「会社の歯車としての価値」がすなわちその人の価値だった時代はすでに終わりつつあります。そして個人が蓄積している経験や知識がその人の価値になる時代が、すでに始まっています。
そんな中で「全ての仕事を完璧にこなさなければならない」「全ての仕事を完璧にこなさなければならない」といった旧来の常識に囚われていては、時代に取り残されてしまうでしょう。
「多動力」に関してはこちらの記事、人生は「多動力」で加速する!ホリエモンの『多動力』と多動的なプレイヤーたちでも詳しく解説しています!
自分の価値をしっかり高めるためには多動力を磨く必要があるのです。本書にはそのための考え方と具体的なアクションが示されています。
8.『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。』

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著:ジュリア・キャメロン 訳:菅靖彦
映画『タクシードライバー』のマーティン・スコセッシ監督をはじめ、多くの作家や画家、俳優などが実践してきた全米で25年間愛され続けるロングセラー。
本書では自分の内側に秘められた「創造的な子ども」を再発見するための、毎週違うテーマで12週に渡るワークが組まれています。主なワークは2つ。
毎朝起きてすぐにノート3ページ分の思いついたことを書き連ねる「モーニングページ」と、自分の中の子どものような楽しみに浸る「アーティスト・デート」です。
はじめはどちらもうまくいかないでしょうし、意味も見いだせないかもしれません。しかしこつこつワークをこなしていれば、ある瞬間に自分の中の「創造的な子ども」と再会できます。
そして12週のワーク全てを終えた頃には、「ずっとやりたかったことをやろう」と決心できるはず。「自分のやりたいことがわからない」「なぜ毎日が楽しくないのかわからない」という人におすすめの一冊です。
9.『ラクをしないと成果は出ない (だいわ文庫) 』

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著:日垣隆
ギャンブラー、作家、英語学校経営、トレーダー、ジャーナリストなど様々な顔を持つ日垣隆さんが著した、「一生楽しく働くための100の知恵」。その真髄が何かと言えば「ラクをする」。しかし単に肩の力を抜いて働こうという本ではなく、力の入れどころを見極めようと説く内容になっています。
一生懸命に働くだけでは成果に繋がらないという考えのもと、先達の知恵に自分の工夫を加えることで、より効率的にステップアップするための働き方の知恵をたっぷり紹介してくれています。
また文庫版では電子書籍についての理論と実践についても解説。より充実した内容になっています。
10.『会社を辞めても辞めなくてもどこでも稼げる仕事術』

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著:藤田晋など
サイバーエージェントの藤田晋さん、株式会社スプリーの安藤美冬さん、「朝食ブーム」の火付け役中村貞裕さんなど、そうそうたる面々8人が共同で執筆した一冊。8人で208ページの本なので、この一冊だけで「具体的にどうするか」までを決めることはできないかもしれません。
しかし第一線を走る8人の言葉を読めば、琴線に触れる考え方や働き方に出会えるはず。その出会いは次なるステージに上がるためのきっかけになります。「何をすればいいかわからない」「行動のきっかけが見つからない」という人におすすめの本です。
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