【茶道・華道・書道】最先端を行くビジネスリーダーが始めている本物の自己投資

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温故知新の精神を身につけるための自己投資

茶道・華道・書道といえば、日本に古くから伝わる伝統芸能として有名ですよね。これらは主に「女性の嗜み」としてされてきましたが、最近では、ベンチャーやIT企業で働くビジネスマンや、有名企業の経営層が「精神性」や「想像力」を磨くための自己投資として始めるケースが増えてきているようです。

日々最先端の製品やサービスを生み出すことに携わる彼らは、なぜいま日本文化に目を向けるのでしょうか。今回は、そんな大人の嗜みとしての茶道・華道・書道の魅力に迫っていきます。

日本文化にこそ眠る革新を生み出す力

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Airbnbによって話題となっている「民泊」や、Uberの配車サービスなど、近年日本の流行を先導しているのは海外発のサービスのように感じられます。こうした革新的なサービスを日本から発信するためにはどうすればよいのか?その答えのヒントは、日本文化の中にこそ隠されています。

日本が世界に影響を与えた例として、世界的人気ブランド「ルイ・ヴィトン」の代表的なモノグラムは、日本の家紋からインスピレーションを受けてデザインされているという話や、映画『スターウォーズ』のライトセーバーは時代劇の殺陣を意識して作られたという話は、一度聞いたことがあるという方もいるかもしれません。

ビジネスの現場、特にベンチャー企業のような世界の最先端を追従する立場にあるという人は、どうしても”外”にヒントを求めがちになってしまいがちです。しかし、日本が有する誇るべき文化の一端に触れることで、世界に影響を与えるビジネスにつながるチャンスが生まれることもあるのです。

※以前キャリアサプリでは、日本のホンモノを届けるベビー・キッズブランド「和える(あえる)」代表取締役の矢島里佳氏にインタビューを行いました。
『京都・五条に第2号直営店も。株式会社和える代表 矢島里佳さんが語る「未来を描き、実現する力」』

次に、ビジネスで求められる精神性を身につけるのにオススメの「茶道・華道・書道」の魅力や、そのメリットについてご紹介していきます。

茶道に触れるメリット

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映像作家、DJ、ライターなど多方面で活躍する高城剛氏も精通する茶道。古くは織田信長、豊臣秀吉など歴史に名を残した偉人も嗜んでいたといいます。

茶道の精神を一言で表した千利休の言葉に「和敬清寂(わけいせいじゃく)」というものがあり、茶道の世界ではこの真意を会得し、実践することを本分としています。

「主人と賓客がお互いの心を和らげて謹み敬い、茶室の備品や茶会の雰囲気を清浄にする」という意を表す言葉ですが、一文字ずつ分解すると次のような意味になります。

和:和合、調和、和楽の意。互いに楽しもうという心。
敬:他を敬愛する心。
清:清潔、清廉の義。まわりも自らも清らかでありなさいという教え。
寂:寂静、閑寂の意。要らないものを捨て去ることで生まれる。

茶道経験者によると「茶道に触れることで自らの荒ぶる精神をコントロールし、日々の生活に余裕が出てくる」のだとか。物事を考える際、精神的に余裕があるときとないときでは、アウトプットにも差が生じるものです。

最近では銀座にある「HIGASHIYA GINZA」や「寿月堂」など、茶道を気軽に体験できるお店もあるので、興味がある方は休日やデートなどで一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

華道に触れるメリット

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経営者層に特に人気が高い華道。2015年11月には、丸井グループ社長の青井浩氏や、アクセンチュア会長の程近智氏も参加した「ビジネスリーダーたちのいけばな展」というイベントも開催されました。

華道には直感力、判断力、決断力、創造性、俯瞰の目といったビジネスに通ずる側面が数多くあります。経営の視点から考えると、お客様、取引先、地域社会、株主といったマルチステークホルダーが立体的に浮かび上がってきます。

先述のイベントに参加した程氏は、「経営は、論語と算盤、すなわち倫理と利益の両輪が複雑に絡み合っている。利益に偏り、わがままや邪念にとらわれそうになるものですが、最後には倫理が勝たなくてはならない」と生け花と経営の類似性について語っています。

一流のビジネスリーダーにこそ求められるのが、この華道に通ずる精神なのかもしれません。

書道に触れるメリット

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「書は人なり」「字は体なり」という言葉もあるように、字にはその人の全てが現れるものです。紡ぎ出す字が綺麗な人は、異性・同性含め好印象を抱かれやすい傾向があったり、転職活動など、いざという時にも有利になるものです。

また書道を嗜むということは、自分と向き合う時間をつくる良いきっかけとなります。現在書道家として幅広く活躍する武田双雲氏も自らと向き合うことでこれまで多くの名言を残しています。今回はその一言をご紹介しましょう。

皆がうらやむような環境で働いているのにすごく不満を持っている人がいる。文句を言う人はみんな一緒なんです。仕事がつまらない給料が低い、上司が嫌だ。でも中には給料の少ない中小企業であっても「最高の会社だよ」と目をきらきらさせる人もいた。工場で泥だらけになりながら夢をもって働いている人がいた。それでわかったんです。自分のとらえ方次第で感情はいくらでも変えることができるんだって。

言葉には人を奮い立たせることも、柔らかくすることもできるパワーがあります。普段ビジネスでマネジメントする立場にあったり、今後キャリアアップしていきたいという方は、ぜひ書道を通じて、自分と向き合う機会をつくってみてはいかがでしょうか。

Career Supli
今回は、日本の伝統芸能を嗜むメリットについて詳しくお届けしました。紹介したものを参考に、あなたにあった自己投資を見つけてみてくださいね!
[文・編集] サムライト編集部

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