2016年は激安オムニ家電の時代に!鍵を握る「IoT」ってなんだ?

Man using Futuristic Smart Wrist Watch

2016年、家電革命の波が来る?

日経トレンディ「2016ヒット予測100」の第2位にランクインした「激安オムニ家電」。「IoT」や「オムニ家電」など、ここ最近よく耳にする言葉ですが、いまいちその内実がわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな2016年流行ると大注目の「激安オムニ家電」についてご紹介するとともに、家電のIT化について解説していきます。

「モノ」×「ネット」=IoT

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オムニ家電についてお話する前に、IoTについてご紹介しましょう。IoT(Internet of Things)とは、PCやスマホ、タブレットといったIT関連機器以外のあらゆるものがインターネットに接続されることを意味します。

今まではPCやスマホ、タブレットが窓口となってインターネットと接点を持っていました。ところがこれからは、身の回りのものにセンサーが組み込まれ、「モノ」が直接インターネットにつながっているため、これまで以上に「モノ」が様々な役割を担ってくれます。

例えば、朝目覚まし時計が鳴ると同時に部屋のカーテンが開き、お湯が沸いてテレビがついたり。買い物に出かければ、今晩のおすすめのおかず、現在冷蔵庫の中にあるもの、必要なもの、賞味期限が近いため早めに食べたほうがいいものを教えてくれます。もちろん、すべて自動です。

こんなSF映画に出てきそうなシーンが、IoTの技術によって、もう現実の世界で実現可能なレベルにきているのです。それほど大きな影響を与えることから、蒸気機関、電気、コンピュータに続く、第4次産業革命とも言われています。

そうしたIoTの技術を家電製品に転用したのが、「オムニ家電」です。

冷蔵庫が足りない食材を補充してくれる?いいことづくしのオムニ家電

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オムニ家電として今一番注目を集めているのは、冷蔵庫です。IoTが搭載されている冷蔵庫は、インターネットとつながっているので、ネットスーパーからその場で食材を注文したりできるようになります。

また、冷蔵庫の扉は巨大なディスプレイになっており、近くのスーパーの特売情報やゴミの収集日の告知なども表示されるようになっています。

さらに、カメラを使用すればディスプレイが鏡となり、全身を写してくれます。CGを使った擬似試着が自宅でも楽しめる上、ファッション通販サイトと提携して、気に入った商品をその場で購入することもできるようになるのだとか。スマホやPCがなくとも操作、購入できるのはこのIoT冷蔵庫の大きな魅力です。

これだけの機能がついて価格は普通の冷蔵庫より安い!?激安の秘密

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冷蔵庫がIoTに対応したことで、私たちのライフスタイルを大きく変えてくれそうですね。そこで気になってくるのが販売価格ですが、普通の冷蔵庫よりも安くなる可能性が高いとのこと。

その秘密は、通販会社との提携にあります。ネットスーパーや通販サイトの利用による手数料や広告費などから収益を上げ、さらにそうした企業から資金援助を受けることで、冷蔵庫本体の価格を抑えることができるのだとか。

つまり、私たちからすれば「コストは下がるのに、利便性は向上する」というとても魅力的で嬉しい内容になっているのです。

ライフスタイルを変えるIoT家電3選

AQUA「DIGI」(ハイアールアジア)

先にご紹介したIoT対応冷蔵庫を発売する、AQUA「DIGI」(ハイアールアジア)。扉を液晶画面のディスプレイにして、Android OSで動く、いわば巨大タブレット型冷蔵庫です。

Pura(noracare)


猫の適切な水分補給をサポートするBluetooth搭載の自動給水器。専用タグを装着したペットが近づいてくるのを感知すると、タンクから水を必要な量だけ汲み上げて飲めるようにしてくれます。内蔵の浄水フィルターにより常に新鮮な水を提供するほか、給水データを専用アプリに記録するため、飼い主は、猫がいつ、どれだけの水を飲んだのかを把握できます。

ビーコン内蔵コーヒーメーカー(Aplix)

aplix01
画像出典:http://iotnews.jp/archives/5757

Aplixとリクルートはコーヒーが沸いたことを感知してスマホに通知を送るコーヒーメーカーを製作中です。スマホに知らせるとともに広告からコーヒーの豆などの通販サイトや有料のコンテンツへと回遊させるため、現在実証実験中です。そこにも広告費から収入が見込めるので、もしかしたら無料でコーヒーメーカーがもらえるかもしれません。

Career Supli
これから主流になるであろうIoT。技術による利便性の向上もさることながら、価格も抑えられるので、安く且つ便利に買い替えられるという点では、そこまで値段に頭を悩ませることなく、気軽に新しい技術に手が出せるようになるかもしれません。そして、この技術を活かした製品は、今後家電だけではなくさまざまな分野の商品に広がっていくことが予想されます。まずは来年、IoT技術の先駆けであるこれらの商品の発売が待ち遠しいですね。
[文・編集] サムライト編集部

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