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デザイン性、機能性が際立つ最新メガネ
服や靴といったファッションと同じくらい、その人の印象を形成するメガネ。様々なブランド、多種多様なフレームやレンズ、色があるように、その種類と組み合わせは無限大です。
今年の1月に連続ドラマ化され、その人気ぶりから9月にはスペシャルドラマとして放送された「デート〜恋とはどんなものかしら〜」では主演の杏さんが印象的な丸メガネをかけていました。
また、大人気マンガ「バクマン。」の実写映画では主人公の1人、高木秋人を演じる神木隆之介さんもこれまたかっこよくスクエア型の黒縁メガネをかけています。
真城最高(佐藤健):通称サイコー。作画担当。高い画力を持ち、夢と恋のため、漫画家の道へ。 高木秋人(神木隆之介):通称シュージン。原作担当。文才はあるが画は非常に下手。サイコーの絵に惚れ込み、漫画家の道に誘った。 #バクマン。 pic.twitter.com/eU5xqJIqBP
— 映画『バクマン。』 (@bakuman_movie) 2015, 8月 10
とはいえ、選択肢がありすぎてしまうのも、どれを選んでいいのかわからず混乱してしまいますよね。そこで今回は、2015年度のグッドデザイン賞を受賞したメガネについてご紹介します。
名だたるブランド力を持つ高級メガネのこだわりから、様々な機能性に溢れるメガネまで、幅広いメガネやブランドの魅力についてお伝えします。
今年度のグッドデザイン金賞等特別賞候補!「LINDBERG 1800 Horn」

画像出典:GOOD DESIGN AWARD
デンマークのメガネブランド「LINDBERG」。これまで世界最軽量、ネジを使用しないなど、その画期的なデザインと高い品質で世界のメガネ業界に革命をもたらしてきました。
審査委員も以下の通り高く評価しています。
これ以上美しいディテールを求めるのは不可能だろう。そう思わせることのできる妥協のないデザイン。折りたたむという機能をネガティブに捉えず、美しさを徹底的に追及する事でオリジナリティを確立した。異なる素材の選択がそれが必然であるかのように違和感無く組み合わされている。
引用出典:GOOD DESIGN AWARD
世界の数々の名だたる賞を獲得してきたLINDBERG。今年はなんと、受賞対象の中で審査委員会に特に高い評価を得た100の候補に贈られる「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれました。
そしてこの100の候補から特別賞各賞が選ばれます。結果は10月30日から開催される「グッドデザインエキシビジョン2015」の会場にて発表されますので要注目です。
またデザイン、色、付け心地など、すべての項目で高い評価を受けているだけあり、値段はかなり高価になってしまいますが、その対価を払うだけの価値は十分にあります。自分の持ち物にこだわりたい方はぜひ一度、手に取ってみてはいかがでしょうか?
竹と銘木を素材にした職人手作りのメガネ「Naturalism.T」

画像出典:GOOD DESIGN AWARD
「和」・「JAPONISM(ジャポニズム)」をテーマにしたメガネコレクションBamboo。そのテーマをもとにメガネの素材にはなんと京都の竹、銘木を使用しています。職人がひとつひとつ丁寧に竹と銘木を削り、磨き上げたフレームは使い込んでいくたびに深みが増していきます。
審査委員もこのように評価しています。
自然と人を軸にしたファッションデザイン!見る、見られるを意識した竹のメガネフレームは、プラスチックやアルミ合金といった材料に代え自然の素材を基本構造に使っている。「天人合一(天と人の相関理論)」の理念で、スタイル、色使い、機能において、製品としての習性だけでなくアートとしての美をしっかり発揮し、使う人と自然が調和するデザインとなっている。
引用出典:GOOD DESIGN AWARD
素材の良さ、職人の手作りとも相まってこれまたそれなりのお値段がしてしまいますが、自然志向の人、ひとつのものを長く大切にする人にはぜひともおすすめしたい一品です。
構造、造形の独自の美学を追及するメガネ「ミクロチタン」

画像出典:GOOD DESIGN AWARD
日本のメーカー「パリミキ・メガネの三城」からのノミネートです。やり尽くされた感のあるメガネの構造や造形に、自社独自の美学を追及しているところが最大の魅力です。
そこに関しては、審査委員もこう評価しています。
メガネには、これまで必ず使われてきた丁番を無くした斬新な企画によって、やり尽くした感のある世界に一石を投じる企業姿勢に好感がもてる。構造の美しさ、造形の美しさ、メガネを掛ける仕草の新鮮さ、愛着など多くの成果があるが、実現の背景にある高い技術と明解なデザイン理念を評価している。
引用出典:GOOD DESIGN AWARD
モダンで美しいライン、ネジ緩みの心配もいらない丁番レスの造形。高度なチタン加工技術を駆使して、様々な形の鼻にフィットするようにできています。こうした先進的なデザインから、「ミクロチタン」はグッドデザイン賞を3年連続で受賞しています。
さらに、先述の2つのよりも少しお求めやすい価格設定になっているので、高価なのは買えないけど、安すぎるのもちょっと…という方にもおすすめです。
2016年1月15日
<販売地域>
日本国内向け
<メーカーのウェブサイト>
http://www.paris-miki.co.jp/products/glasses/micro-titan/
ブルーライト対策の次は自分を見るセンジングアイウェア「JINS MEME」

画像出典:GOOD DESIGN AWARD
最後は、4,900円、5,900円、7,900円、9,900円の4プライス展開(税別)の価格設定で人気のJINS MEMEからのノミネートです。ブルーライト対策で話題になった「JINS PC」の次に送り出すのは「機能性アイウェア」。なんと4年の歳月を費やして開発されました。
「自分を見る」をコンセプトに開発された世界初のセンジング・アイウェア。メガネとしての形状・機能はそのままに、3点式眼電位センサー(※特許取得済)から瞬きや視線方向といった眼の動きを検出、取得したデータをもとに自信の眠気や集中度を可視化できます。さらに6軸センサーから取得される頭の動きによって、体軸や体幹といった体の動きも把握することができます。「目は口ほどにものを言う」という諺にも例えられるように、眼は膨大なデータを保有しています。それらを有効的な活用することで、医療や教育やマーケティングなど、様々な分野での応用が期待できます。
引用出典:GOOD DESIGN AWARD
瞬きの回数や眠さ、疲れの度合いも表示されるというので驚きです。オフィスやドライブ、フィットネスなど幅広いシーンで活躍が期待できそうです。
