短パン社長インタビュー第4弾
4,500シェア(2020年6月24日時点)を記録している記事『恐れずに発信しよう!TVでも話題沸騰の短パン社長 奥ノ谷 圭祐氏 インタビュー』を皮切りに、これまで3度もキャリアサプリに登場していただいている短パン社長。
世間が新型コロナウイルスに翻弄されているなか、短パン社長は3月26日には「TANAPANLAB(短パンラボ)」をオープン。
さらには7月16日に2冊目の著書『ヒト モノ カネ すべてうまくいく会社をつくる 短パン社長のお悩み相談室』の出版を上梓するなど、精力的に活動されています。
今回はそんな短パン社長にTANAPAN LABや出版についてもお聞きしつつ、新型コロナウイルスをはじめ先の読めない時代に自分の「好き」を仕事にするための極意について教えていただきました。
「コロナ太り」も「ステイホーム」も嫌いな言葉
―お久しぶりです。なんかすごく痩せてませんか?
3ヵ月で12kg落としたんだよ。「コロナ太り」って言葉あるじゃん? あれ、俺めっちゃキライなの。あんなのコロナのせいにしてるだけ。自分の問題なんだ。だから誰にも「コロナ太りですか?」なんて絶対に言われたくないと思って、友人のオンラインジムで鍛えたの。

やっぱりね、俺は常に「みんなに元気を与える」ってテーマで昔からやってきてるから、SNSの発信にマイナスなイメージは持たせたくなかったのよ。「ああ、短パン社長もコロナの影響で太ったのか……」「ああ、短パン社長もコロナの影響で売上落としてるのか・・・」みたいなね。
だから自分のファンでいてくれる人たちの顔を思い浮かべて、「元気でいようぜ」「大丈夫だよ」「頑張ろうぜ!」っていうメッセージを伝える意味でも、ダイエットして、トレーニングして免疫力を高めたんだ。
―「ステイホーム」なんて言葉も流行りましたね。
ああ。もうホントイヤ。あんなの人を萎縮させてしまう言葉だよ。
「家にいる時間を活用して新しいビジネスを考えよう」なんて話もあったけど、家で考えてるだけでそんなもん生まれるわけないでしょ。動いてなきゃダメだよ。
動いてないと心も体も、どんどん不健康になっちゃうしね。
―7月16日に出版の『ヒト モノ カネ すべてうまくいく会社をつくる 短パン社長のお悩み相談室』も、コロナの影響で元気のない人たちに向けて書かれたものだとか。

去年の12月に1冊目を出したばっかりだから、もともと2冊目を出すつもりはなかったんだ。でもKADOKAWAの人が「コロナの影響でみんな凹んでいる時期だから、短パン社長みたいな元気な人の本を読みたい人は多いと思います」って言ってくれたんだよ。「そういうことなら出します」!って返事をしたのが3月末。
それから『ビリギャル』の著者でも有名な坪田信貴さんに帯文を書いて頂いたり、オンデーズの田中修治社長との対談をしてもらったり、いろいろやって7月16日に出版だから、かなりスピーディだよね。
―最速のスケジュールですね。
悩んでいる人に元気を出して欲しくて、できるだけわかりやすく答えたつもりだから、経営者だけじゃなく、一般社員、フリーランス、アルバイト、学生、主婦の人など、いろんな人に読んでもらいたいな。
短パン社長辛口お悩み相談室
―2冊目の本のタイトルも「お悩み相談室」ということなので、今回のインタビューも同じ趣向で行きたいと思います。
オッケー、わかった。みんなの為に本気で答えるよ!

―では、まずはこちらから。
●一人暮らしでテレワークになり、友人などに会えずさびしい思いをしています。どうしたらいいでしょうか? (30代女性 システムエンジニア)
「テレワークになったからさびしくなった」って言ってるけどさ、それは違うよ。もともとさびしかったんだよ。仕事でも趣味でもいいから、自分で楽しいこと見つけろよ(笑)

今回のコロナ騒動でオンライン飲み会って流行ったじゃん? あんなの俺からしたらさびしがり屋同士の傷の舐め合いだよ。挙げ句の果てに「飲む量がいつもより増えてベロベロになっちゃう」なんて、何やってんだって思うよね。
俺も奥ノ谷塾(奥ノ谷さんの私塾)の仲間を勇気づけようと思って、二回だけやったけど「これ、楽しいけど、そんなにやる意味あるのかな 」って感じに思えた。多分オンライン飲み会のブームはもうすぐ終わるね。
だから傷の舐め合いなんてしてないで、さっさと自分が「これだ!」って思えるものを見つけた方がいいよ。
―次もテレワークに関する質問です。
●テレワークでテキストベースでのやりとりが増え、意思疎通の難しさを実感しています。何かコツはありませんか? (40代男性 管理職)
本心で語ること、そしてテキストでも動画でも何でも、普段の会話とまったく変わらないコミュニケーションをすることです。

変に仕事モードにするから、感じ悪くなったり、すれ違いが生まれたりするのよ。俺みたいに遊び感覚で仕事しちゃえばいい。
―テキストベースのやりとりだと、相手の顔が見えないから不安だという人もいます。
それはテレワークの明らかな弊害だよね。でも「相手の顔が見えないから不安」って言うなら、会いに行くしかないんじゃない? 外に出て、街に出て、相手と会って話す。そうすれば自ずと相手が何を考えてるかわかるようになるよ。
まあ今のご時世、「それでも誰かと会うのは(コロナに感染するかもしれないから)嫌だ」って人はいるだろうけどね……。そういう人とは、割り切って仕事するしかないな。
―続いては、コロナの影響で将来に不安を抱えている人からの質問です。
●コロナの影響もあり、将来のキャリアが不安です。どんな軸をもって働いていけばいいのでしょうか? (30代女性 メーカー営業)
この人はさ、コロナが起きる前はキャリアがちゃんと見えてたの? コロナの影響で見えなくなるような将来は、もともとぼんやりしたものだったってことだと思うよ。
コロナの影響で潰れた会社はたくさんあると思うけど、そういう会社は遅かれ早かれ潰れていたと思うし、「消費税が上がったから」「すぐ隣に大手スーパーができたから」という理由で潰れた会社も同じなんだよ。

―ではこの人はどうすればいいんでしょう?
今やってる仕事に打ち込んで成果を出すか、さっさと会社を辞めて自分が打ち込める仕事を見つけるかでしょ。
目の前の仕事を楽しめて、休みを返上してでも仕事したいって思って頑張っていれば、確実に評価されるわけじゃん。そういう評価があれば、将来が不安になったりしないよね。
「この会社、ほんとムカつくわあ」とか言いながら、5年以上ダラダラ働いている人が、たくさんいるけど「だから成果も出ないし、将来が不安になるんだよ」って話です。
―最後は、「好きなことを仕事にしたい」という30代男性からの相談です。
●自分の好きなことを仕事にしたいのですが、なかなか計画が立てられません。何からはじめればいいのでしょうか? (30代男性 Web制作営業)
今やれることを、今すぐはじめるしかない。よく「○カ年計画」なんて言うけどさ、そんなの無理。もはや先のことなんて何もわからないんだから。年単位とかじゃなくて、1ヵ月先、2ヵ月先くらいの時間感覚で動いていかないとダメだよね。

―今やれることというのは、具体的にどういうことですか?
まずは自分が売りたい商品やサービスを、身近な人に買ってもらえるような状況を作ることだね。
学生同士でTシャツ作って、友達に売ってる人って今けっこういるでしょ? ああいうことを自分のビジネスでやるんだよ。そこから地道にファンを作っていくわけ。
ほんとにそこに商品やサービスへの「好き」とか「情熱」とか、お客さんに豊かになってもらおうっていう愛情があれば、きっとうまくいくよ。
あとは今の人間関係から離れて、新しい場所に飛び込むこと。たとえば俺の無料セミナーでもいいし、誰かの5,000円くらいのセミナーがあったら、ちゃんと金出して行ってみる。
この時の場所選びは難しいし、「金を搾り取られるんじゃないか」「なじめないんじゃないか」って心配になるかもしれないけど、そんなことを言ってる人はいつまでたってもどこにも行けない。だから一歩踏み出す勇気は大事だよ。
―失敗したくない、効率的にキャリアアップしていきたい、という人もいるかと思うんですが……。
「たいして働いてないのにそんなこと言ってんじゃねえよ。アホか」と思いますね。
好きなことを仕事にして、毎日楽しんで生きていきたいなら、相応の覚悟がないとダメだと思うな。少しはリスクをとろうぜ。ビビってたら前に進めないよ!マジで!
短パン社長の好きを詰めこんだ「TANPAN LAB」

―3月26日にオープンしたサブスクリプション型ワーキング&イベントスペース「TANPAN LAB」は、まさに短パン社長の好きを詰め込んだ場所とお聞きしました。
まさにだね。「TANPAN LAB」は俺が今までやってきたこと全部が集まる場所なんだよ。
ネット限定のアパレルブランド「Keisuke okunoya」をきっかけに、お米を作る短パン田植え部、ビールを作る短パンビール部、2019年5月に全国から飲食店を集めて500人強の参加者が集まった短パンフェス。
TANPAN LABはそういった集まりを通じて、俺が好きでやることに賛同してくれた人たちがつながる場所にしたいと思ってる。

7月からは、短パンフェスに出店してくれた全国の飲食店の人たちの「食のイベント」を月1回ペースで開催したり、セミナーや塾、トークショーや映画鑑賞会などもほぼ毎月のペースで開いたりする予定だよ。
―サブスクリプション型ということは、月額制なんですか?
月額2万円のVIP会員、もしくは1万円の一般会員の2つのコースがある。TANPAN LABオリジナルの短パンビール、短パンコーヒーは飲み放題だし、フリーWi-Fiも当然完備。会員の人は同伴で誰かを連れて来れる特典もある。
神宮前のおしゃれな場所で打ち合わせや、俺がいる時は会話も楽しめるし、もしかしたら色々と相談に乗ったり、アドバイスもできるかもしれない。また、イベントにも無料で参加できたり、色々とメリットがあるよ。
でも一番のメリットは、ほかの会員の人とつながって刺激を受けられることだと思うな。会員には全国各地の経営者もいれば、それこそ自分の将来に悩んでいる若い人もいる。
好きなことを仕事にするってどういうことかを目の当たりにしたいんなら、もってこいの場所じゃない?まさにこのLABもお悩み相談室みたいなもんなんだ。
―今後の展開が楽しみです!今日もためになるお話ありがとうございました!
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<プロフィール>
奥ノ谷 圭祐
株式会社ピーアイ 代表取締役
1年中短パンで過ごす事から付いたニックネームは短パン社長。
もともとの業種はアパレルメーカーだが、現在は洋服に限らず、カレー、コーヒー、お米、そしてビールの販売も。まさに好きを仕事にしている純日本人。
2014年の夏に立ち上げたブランド Keisuke okunoya はSNS、ネットショップの販売で売上は6億超え。自身のブログは毎日1日も欠かさず10年継続中。
また、短パン田植え部 で部員みんなで米を作り、チーム短パンゴルフコンペ、海の家ならぬ、短の家で人を盛り上げ、そして短パンビール部で人を集め、ビールを作る。様々なコミュニティを築き上げ、人を集める達人でもある。
そして遂に2019年の5月28日には、オクノヤ史上最大のイベント「 短パンフェス 」を白馬五竜で開催!
2019年12月6日は KADOKAWA より初の著書「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方を出版。
現在、OWNDAYS、フュービック、ヤマチユナイテッドグループの3社で企業研修や新入社員研修を行っている。
2020年3月26日には神宮前の本社に会員制のコミュニティスペース TANPAN LAB をオープン。
また7月には、再びKADOKAWAより2冊目の著書。「 ヒト モノ カネ すべてうまくいく会社をつくる 」短パン社長のお悩み相談室 を出版!
