転職やフリーランスを目指すために身につけておきたい3つのWebスキル

これからの時代、仕事をしていく上で欠かせないのが、Webに関するスキル。未経験であっても、転職に有利になったり、副業ができたりするため、注目されているスキルのひとつです。

また、パソコンがあれば学習できるため、家にいる時間を活用し、スキルを習得できます。今回は、転職に活用でき、副業やフリーランスで収益につながりやすいWebスキルをご紹介します。

Webライティングスキル

パソコンやスマートフォンで文章が書くことさえできればスタートできるのが、Webライティングです。特別な能力や専用ソフトなどがなくても、はじめられます。

まずは、noteやブログで、文章を書いていきましょう。おすすめは、一つのテーマで絞って、コツコツ書くこと。蓄積していくことで、あなたのコンテンツとなります。

文章を書くのに慣れてきたら、検索で上位にくるような記事を書くことを心がけましょう。誰に読んでほしいのか、読んだらどんなメリットがあるのかを記載して、各項目に見出しをつけます。

また、一人でも多くの人に読んでもらえるよう、タイトルとアイキャッチにはこだわって。一目で内容がわかり、検索してほしいキーワードを含むタイトルをつけましょう。

もし、ライターを目指したいならば、インタビュー記事を作成するのもおすすめです。知人にインタビューをして、記事にしましょう。アポ取りやインタビュー、録音の文字起こし、執筆と、インタビュー記事に必要な一連の流れを練習しておくといいでしょう。

Webデザインスキル

Webデザインができるようになると、バナー広告やホームページ構築などの案件を受注し、収益を得ることが可能です。

まずは、世の中にはどんなデザインがあるのか、知ることからはじめましょう。効率的にデザインを集めるのに便利なのが、ピンタレストです。キーワードで検索し、気になるデザインを保存していきましょう。

集めたデザインをもとに、自分でもデザインを作成してみましょう。まずは、自身のSNSで使用するアイキャッチから作るのがおすすめです。

Photoshopで画像を加工したり、Illustratorでイラストを作成したりして、オリジナルのデザインを作成しましょう。

また、有料の画像加工ソフトがなくても、Canvaというサービスを利用すれば、無料で作成ができます。テンプレートが豊富にあり、簡単な操作で作成できるので、予算をかけずにはじめたい人におすすめです。

デザインについて学習したら、次はホームページを作成してみましょう。従来のホームページは、専門的なコードを使用して構築されているものが多く、知識や予算が必要でしたが、現在はコードを使用せず初心者でもホームページを作成できるツールがいくつもあります。

このようなサービスが広まった背景には、専門的なコードを使用していると、ホームページの内容に修正が発生した際、お客さん側で対応することが難しいことが挙げられます。

追加の費用と作業が発生することもあるため、マニュアルさえあれば、お客さん側で修正可能なホームページの方がコストを抑えて管理しやすいため、ニーズが高まってきています。

そのなかでも、有名なのがワードプレスです。ワードプレスは、無料で使用できるホームページ構築のプラットホームで、世界のホームページの4割弱がワードプレスを使用して作成されていると言われています。

ホームページの作成をしてみたいと思ったら、まずはワードプレスについて学習するのがおすすめです。

もちろん余裕があれば、ホームページ構築に必要なコードである、HTMLとCSSも学習しましょう。コードを知っていれば、ワードプレスなどの無料のプラットホームもより複雑なレイアウトにカスタマイズできます。

コードの学習におすすめなのが、Progateというオンラインサービス。パソコンやスマートフォンから学習でき、一部は無料でも利用可能です。

Webマーケティング

Web上で、ブログやホームページを作成したら、どれくらいの人が訪問しているのかなどを確認するため、アクセス解析をしましょう。Googleアナリティクスを使用すれば、毎日の訪問数はもちろん、どこ経由で訪問しているのか、パソコンまたはスマートフォンからが多いのかなどを確認することができます。

より多くの人に、あなたの文章やデザインを見てもらえるために、SNSで発信することも重要です。友達との交流用のアカウントとは、分けて運用しましょう。

Twitterは、ブログなどと同様、一つのテーマでフォロワーにメリットがある情報を発信するのがおすすめです。

Instagramは、〇〇の色合いや雰囲気を揃えると、あなたのイメージが伝わりやすいです。また、タグも忘れずにつけましょう。ハシュレコなどのツールを使用すれば、人気のハッシュタグをおすすめしてくれるので、投稿前に確認しましょう。

投稿する時間は、朝7〜8時、昼12時ごろ、夜18〜22時ごろにすると、より見てもらいやすいと言われています。意識して投稿してみるといいでしょう。

SNSにもアクセス解析機能があるので、定期的に確認するのがおすすめです。Twitterはアクティビティやアナリティクス、Instagramはインサイトから、訪問数などを確認します。リアクションのいい投稿の傾向を調べて、今後の参考にしましょう。

フォロワー数が、数千人以上になるとインフルエンサーとして企業案件を受ける可能性もあります。あなたのコンテンツとして、SNSアカウントを育てていきましょう。

あなたの強みをかけあわせて、唯一無二の存在になる

Webスキルをひと通り身につけたら、あなたの好きなことや学んできたこと、今まで取り組んできたことをかけ合わせてみましょう。ほかにはない、あなただけのコンテンツを作ることができます。

学習でつまずいた時は、Webスキルに関する本が数多く出版されているので、読んでみることをおすすめします。また、少しお金をかけられたり独学に限界を感じたりした時は、スクールに通うのもひとつの方法です。

習得したWebスキルは、この先必ず役に立ちます。まずは、自分の興味がある分野からはじめてみましょう。

[文]鍋田 桂子 [編集]サムライト編集部