Contents
第一印象は6秒で決まる
ビジネスマンの方であれば、「どうやって仕事の成果を出すか?」について、一度は考えたことがあると思います。
一番手軽なのは、見た目の第一印象をアップすること。「メラヴィアンの法則」によると、人は出会ってから挨拶するまで、たった6秒で第一印象を決めてしまうそうです。
思わず緊張してしまうことも多い初対面ですが、できる限り良い印象を与えて、ビジネスをスムーズに進めたいところです。第一印象でライバルとの差をつけるために、欠かせないのがスーツです。
ビジネスの場で、お洒落なスーツをカッコよく着こなしていたら、それだけで仕事が出来る人に見えてしまうことも、度々あります。とはいえ、「高級ブランドのスーツは買えない」という方にお薦めしたいのが、オーダースーツです。
オーダースーツを選ぶ人が増えている

2007年に3099億円だった国内スーツ市場ですが、団塊世代の定年などにより2013年には2183億円、4年間で約1000億円も市場が縮小しました。
その一方でオーダースーツは若干ながら売り上げが伸びています。いつも着るものだからこそ、こだわりを持って選ぶという方が増えてきています。
「ブランド物より高いんじゃないの?」と思った方もいらっしゃると思いますが、最近では自分の身体に合ったスーツを格安で購入できる店も増えています。
ライバルに差をつけられないために、あなたもオーダースーツで、仕事が出来る身だしなみを手に入れてみませんか?
オーダースーツの種類について

生地からジャケットに仕立てることを「オーダーメイドする」と言いますが、その方法は多岐にわたります。今回は代表的なものを3つ紹介ご紹介します。
パターンオーダー
既製品の中から、近いサイズのスーツを選び、着丈や袖丈などの限られた部分を許容範囲内で変更して仕立てます。比較的低価格で済ませられます。
イージーオーダー
生地を選んだあと、シルエット、デザインなどを決めて採寸した後、縫製工場で仕立てる、最も一般的なオーダーメイドです。依頼するブランド、追加オプションによって価格はさまざまですが、低価格が売りのブランドは発展途上国の工場で仕立てることが多く、出来上がりまでに時間がかかります。余裕を持ってオーダーしましょう。
フルオーダー
型紙を一から作成し、シルエットやデザインなど細かい要望を伝え、仮縫いをして微調整を繰り返したあと、職人が手縫いで仕上げる、思い通りのスーツが作れるオーダーメイドです。仕立てに数か月かかることもあるので、余裕を持ってオーダーしましょう。
お手頃価格のオーダーメイドスーツ店

「オーダーメイド」という言葉を聞くと、「価格が高そう」と敬遠してしまう方も多いと思います。最近は、お手頃な価格でオーダーメイドできるスーツ店も増えてきています。
SADA 価格1万9800円(初回限定)
オフィシャルサイト:http://www.ordersuit.info
エフワン 価格:2万7090円より
オフィシャルサイト:http://www.f-one.co.jp/flmenu.html
麻布テーラー 価格:3万7000円より
オフィシャルサイト:http://www.azabutailor.com/order/suit/
GlobalStyle 価格:3万9800円より
オフィシャルサイト:http://www.global-style.jp/
サルトクレイス 価格:3万9800円より
オフィシャルサイト:http://www.kleis.co.jp/
銀座山形屋 価格:4万9000円より
オフィシャルサイト: http://www.ginyama.co.jp/ginyama
初回の購入限定ですが、SADAの1万9800円のプランはとても魅力的です。このように、4万円程度でも、満足な品質のオーダーメイドスーツを手に入れられます。
最高級ブランドの価格

誰しも一度は憧れる、ブランドのスーツをオーダーメイドすると、費用はどのぐらいでしょうか?代表的なブランドを見ていきましょう。
Ralph Lauren (ラルフローレン)オーダー参考価格:11万円~
BURBERRY (バーバリー)オーダー参考価格:15万円~
GUCCI (グッチ)オーダー参考価格:39万円~
Giorgio Armani (ジョルジオ・アルマーニ)オーダー参考価格:37万円~
有名ブランドなだけあって、高額な数字が並んでいますね。アルマーニが大好きで、洋服保存専用のマンションを持っている横浜FCの三浦知良選手選手は、スーツにこだわる理由について聞かれ、「子供がサッカー選手になると、カッコいいスーツを着られるだという憧れを持たせたい」とコメントしていました。高級ブランドのオーダーメイドスーツは、仕事への姿勢や意識も変えてくれるかもしれません。
オーダーメイドスーツのこだわるべきポイント

オーダーメイドスーツを作成する際に、どこに気を付けたらいいのでしょうか?外せないポイントをご紹介します。実際にスーツを作成することになった時のことをイメージしてください。
せっかく自分の身体に合ったスーツを作るのですから、できる限りすっきりしたシルエットにしたいですよね。ぴったりしたスーツは、見た目の印象をがらりと変えてくれるだけでなく、自身の着心地もよくなることでしょう。予算に余裕がある方は、型紙から、理想のシルエットを作られてみてはいかがでしょうか?
■こだわりのポイント:生地
お気に入りのシルエットのスーツ、素材にもこだわって、長く使えるものにしたいですよね。
触った時にコシのある生地は、シワになりにくく回復力に優れています。一方、薄い生地は軽く、夏用のスーツなどには適していますが、シワが取れにくいという弱点もあります。スーツの用途を考えて、適した生地を選びたいところです。
まとめ
価格が高いイメージのあるオーダーメイドスーツですが、最近では数万円でも手に入るようになってきました。
既存品のスーツもいいですが、同じ値段だったなら、オーダーメイドを試してみたいという方もいらっしゃることでしょう。
興味はあるけれど「敷居が高そう」と手が出せていなかった方は、これらの情報を参考に、自分だけのスーツを手に入れてみてはいかがでしょうか?
手に入りやすくなったからこそ、どんなスーツが欲しいのか、具体的にイメージしておく必要があります。
[文・編集] サムライト編集部